広報誌 清流
多摩川住宅【街づくり(地区計画)協議会】 2020年度2月 第4回 課題丸1協議会のあり方 検討 報告
日時 :
2021年2月18日(木) 午後7時から同9時まで
場所 :
多摩川住宅 各単位会 事務室を結んで
出席者 :
協議会役員10名、公社2名、スマートシティ企画(株)2名、鳩ノ森コンサルティグ1名

○ 協議会は、現在の「緊急事態宣言中の会議の進め方」として検討したWEB形式を用いて「課題丸1協議会のあり方」検討を実施しました。



◆ 若葉台団地、諏訪団地等の事例を参考にしながら、持続可能な団地に向け整理・検討すべき重要視点を確認、整理を行いました。



□ 建替えによって生じた変化



■ 多世代化が進む ⇒ バランスのとれたコミュニティへ



■ 管理組合の組織の若返り ⇒ 活性化


・ 新規購入の若い世代の組合運営への積極的参加
・ 新旧世代交流によるお祭りやサークル活動
・ 大雪やトラブル時への連携した対応など
 

● 建物やバリアフリーなどハードの対策 ⇒ ソフトの重要性



● 再生を自ら主体的に行う(自立的再生)からこそ、実質的な「生活の場の再生」は実現できるのではないか



□ 多摩川住宅全体の視点へ
《各団地》
・ 建替え再生による新しい建物への再生
・ 保留床 ⇒新しい取得者
・ バリアフリー、共用施設【個人】【私】の領域
 
《地域・多摩川住宅全体》
・ 全体の利益・共通の価値を高める
・ 相互の連携や補完
・ 付加価値や持続性【共】【コモン】の領域
 
《都市・行政》
・ 道路やインフラの整備
・ 公共施設や公益施設の整備・運営
・ 福祉や教育などの役割【公】の領域
 

 このような視点に立ち、これからのマンション・団地再生そして、将来に向けた多摩川住宅全体の方向性を考えることが大切となります。


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