広報誌 清流
みんなで進める災害対策(風水害編) 受講報告

 ホ号棟管理組合は、昨年の台風19号を貴重な教訓として活かすために、2020年9月30日(水)、調布市出前講座『みんなで進める災害対策(風水害編)』を受講しました。

≪風水害への備え(下水道課)≫
■調査結果報告:
測量の結果、当時の多摩川の最高水位の方が根川雨水幹線の擁壁よりも高かったこと及び浸水後の土砂の堆積の状況から、多摩川の水が逆流し浸水したものと考えられます。
 
■当面の対策:
・流出解析業務・水位計などの設置・水位情報などの公開・可搬式ポンプ配備・樋管遠隔操作化検討などを進めています。
 
■狛江市との連携:
両市がともに連携し、洪水氾濫による被害を軽減するためのハード・ソフト対策等を総合的かつ一体的に推進するため検討会を開催しています。
 
≪ 風水害に備えて(総合防災安全課)≫
■意外な場所からの浸水防止:
洪水時には、洗濯機やお風呂場の排水口やトイレなど思わぬところから、下水が逆流することがあります。排水口やトイレを「水のう」(簡易水のう:ゴミ収納袋45リットルに水を入れる)でふさぎましょう。
 
■早めに避難いただくために(情報収集方法):
⇒ 調布市 防災河川情報ポータルサイト 内容:調布市の河川情報をお知らせします。アドレス https://chofu.bousai-bec.jp/
⇒(防災フリーダイヤル)0800-8000-903 防災行政無線で放送した内容が電話で確認できます。
 
■早めの避難の意識を(東京マイ・タイムライン):
タイムラインは、東京の特徴を考えて、風水害に対する準備をするものです。いざというときに慌てることがないよう、事前にマイ・タイムラインをつくっておき、風水害に備えましょう。(風水害に備えた行動を一人ひとりがあらかじめ決めたものが、東京マイ・タイムラインです。東京マイ・タイムラインの冊子は管理組合に在庫してあります。)
 

* 質問については、災害復旧に関して行政の関わり方、昨年の警戒レベルに関する内容ついて、災害時の防災無線に対する有効性、高齢者に向けた災害時用のラジオ配布などがありました。なお、今回は、新型コロナウイルス感染予防の観点から人数制限を設けたため、基本的に組合役員を対象としたことをご了承ください。


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