広報誌 清流
2019年度 第13回 建替え推進委員会 報告
日時 :
2020年3月18日(水) 午後7時30分〜8時30分
場所 :
多摩川住宅ホ号棟集会室
出席者 :
建替え推進委員20名、傍聴者1名、アドバイザー辻村氏、 事業協力者(住友不動産・長谷工・シティコンサルタントの皆さん)

<理事長挨拶等>


◎ 真野理事長より、2019年度第13回建替え推進委員会開催の挨拶と資料確認がありました。

<協議・報告事項>


(1) 法定説明会(3月22日)について
◎ 真野理事長より、3月12日に開催された第16回理事会で決定した「法定説明会」(3月22日)の延期について下記の説明がありました。
  • 新型コロナウイルスの感染拡大状況や集会の自粛要請などを鑑み、区分所有者の安全を考え、理事会として急遽延期を決定した。通知はすでに配布している。
  • 再開時期については、今後の状況をみて検討、決定する予定である。

≪委員会の意見・質問≫


質問1. 今配布している「議決権行使書」はどのように扱うのか。
回答. すでに提出されている方もおり、これらについては開封せずに保管しています。現在の「議決権行使書」は、再開時期や今後の状況により「そのまま有効とする」か「一度返却する」など、検討します。
(2) 街づくり協議会三役会
◎ 真野理事長より、3月5日に開催された街づくり協議会三役会について以下の報告がされました。
  • 3月19日 開催予定の街づくり協議会役員会に向けて三役会を開催した。
  • 2019年度は、新たなコンサルタントとして「鳩ノ森コンサルティング」に加わってもらい、ネクストと共に進めることとなった。そして、デベロッパー、コンサルタントを中心とした諮問機関としての専門家チームを立ち上げることを目標とした。
  • まず、鳩ノ森コンサルティングがデベロッパーヒアリングを行ったが、各社難しいとの回答であった。そこで、各所で「街づくり」に携わっている企業にヒアリングを行ったが、前向きな企業は無かった。
  • このような状況で多摩川住宅全体の付加価値の実効的施策づくりが困難となり、当初の協議会総会に出された案件と方向性が変わってきているため、検討を行っている。
  • 役員会等で今後の在り方やコンサルも含めて検討することになる。

≪委員会の意見・質問≫


意見1. 皆さん、街づくり協議会で何を行っているか疑問に思われている。会則に載っている目的は「一団地を地区計画に移行すること」「地区計画を利用して住みやすい街を創ること」である。一つ目の「地区計画への移行」は達成し二つ目の目標に向かっているが、本来「地区計画への移行」は手段である。「多摩川住宅のように複数の組合が一緒になって自分達で段階的に街づくりを行う事例がない。
回答. 多摩川住宅全体を考えていく街づくりは継続していかなければならないと思う。チームTAMAGAWAで良い検討をしてくれているので、議論して、実現できるものを実現していくことが必要である。目に見える成果が出来てくると街づくりが何かを理解してもらえるので、このあたりを踏まえて明日は意見を述べていく。
 
意見2. 相手のことを考える必要もあるが、そもそも相手のことを良く知らないと思う。また、提言などを出しても難しくて見てもらえないと思うので、多摩川住宅全体のイベントなどの広報を雑誌などでして、その中に検討内容などを一緒に紹介すれば見てもらえると思う。そのような機関紙を検討してほしい。
回答. 「街づくりニュース」というものもあるが、意見として承る。自治連とも上手く連携して出来ればと思う。
 
(3) 今後の建替え推進委員会について
◎真野理事長より、今後の建替え推進委員会について下記の説明がありました。
  • 本日が本年度最後の建替え推進委員会である。
  • 建替え推進委員会は、総会における90%の方の建替え推進の合意を受けて、建替えの検討を進めるための会である。建替えを推進していく為に規約改正も行い進めてきている。
  • よって我々は推進する立場で議論を行ってきていると思うので、反対の活動などはしていないと思うが、建替え推進委員としての自覚を持って活動していただきたい。
  • 来年度の推進委員会も、「建替え決議」の結果にもよるが推進していく立場で進めていきたい。現在22名が委員であるが、引続きそのような立場で続けていただきたい。健康状態等事情により継続が困難な場合は申し出ていただきたい。
  • 来年度の進め方等についてご意見を一人ずつ伺いたい。

≪委員会の意見・質問≫


意見3. 早く進めてほしい。長引くことで反対意見が出てきたりしている。色々な思いがある中で、思いを出し切らないと難しいのではないかと思う。何年か前に棟別の会を開催するという案があったが実施されなかった。大勢では発言しづらいこともあるのでそのようなことも出来ると良い。
 
質問2. 何年か前に「リーマンショック級のことが無ければ」という話があったが、今の状況で販売が厳しくなり事業協力者が途中で辞退することは無いのか。
回答. 事業協力者は組合員が取得しなかった住戸を組合から買取るため、販売は事業協力者の問題である。企業としてしっかり対応すると思う。
 
意見4. 個人的には引越しがネックになっている。3年間の過ごし方が心配である。戻ってきて住み続けられるか気になっている。自分が取得したい住戸に関してもう少し意見を聞いてもらえるのか。個人面談で話を聞いてもらいたい。
 
意見5. 長谷工にお願いしたい。F3棟に部屋が足りないので抽選にならないように同じようなタイプを増やしてほしい。
回答. 面談を通してなるべく皆さんの意向にあった計画を行っている。
回答. 今後も面談などを行っていく。個人の希望を言うのでは無く、どのようにすれば建替えがうまく進められるかについて意見を出してほしい。
 
意見6. 説明会が延期になったが、いつ再開できるかが心配である。
回答. 今後の状況を見て判断することになる。学校の再開なども一つの判断材料と思う。
 
意見7. この中断をうまく次の段階へのステップに変えて進めたい。
 
意見8. 延期が残念である。いつ再開できるかが一番の関心事である。二工区の件についてビラがまかれたが、二工区のデメリットを理解して取得することを可能にしてはどうか。
回答. 前提として幼稚園に関わる場所はスケジュールがはっきりしないため皆様には一工区からご取得いただくことで事業を成立させている。また、二工区はなるべく狭い範囲にし、皆様のご取得できる住戸数を増やしている。
 
意見9. 今の状況から考えると、近いうちに好転することはないと思う。説明会を何回かに分けるとか広い会場で開催するなど、実施方法を考えて開催できないか。
 
意見10. ウイルスの件はそんなに恐れることは無いように思う。ビラにもあったが、煽るような行いは良くないと思う。みんなで一丸となって進められれば良いと思う。
 
意見11. 早く説明会を開催したい。
 
意見12. ここにいる推進委員が反対運動を行うのは良くないと思う。ここは推進する人の会である。私はある方から反対するよう言われた。
 
意見13. 平成元年にここに来た。そのときは「駐車場」が問題となっており賛否両論あったが、自分たちで解決する流れがあった。大規模修繕の時もホ号棟が一番早かったようである。基本的な方針を曲げること無く一つ一つ手順を踏んでいけばゴールにたどり着くと思う。組合員は管理組合の行動を見ているので、今は大切な時期だと思う。
 
意見14. 盛り上がっているところで延期は残念である。開催方法を工夫してなんとか進めたい。決議後、推進委員会はどうなるのか。
回答. 決議後も推進委員会は継続し、建替え組合設立後はそちらの活動に移る。
 
意見15. 総会が延期になって気が緩んでいるように思う。建替え反対派が勢いづき、反対のビラが回っているが読んだ人の気持ちが揺らいでいるような気がする。こちらから引っ張っていかなければならないと思う。
 
意見16. これまで自主管理を行いまとまってやってきたので、是非一日も早く進めて、新しいマンションに少しでも長く住みたい。仮住まい中、みんなのコミュニティーをどのように繋げていくかを悩んでいる。みんなで一致団結して進めたい。
回答. 仮住まい中もサロン・タマリバー等のイベントを行い、皆が集まれる機会を作りたい。
 
意見17. 駐車場の問題では色々あったが、多くの方に良い結果となった。建替えでもこれを思い出して進めてほしい。
 
意見18. 賛否両方ともそれなりの意見があると思う。どちらがいけないでは無く、いがみ合うこと無く、反対者も納得できる案を考えていかないといけない。事業協力者にも協力していただいて今以上に良い案が出来るのであればそうしたい。
 
意見19. 引続き委員として活動していただけるものと思う。来年度の第一回は4月23日を予定しており、このときには日程の目途がついていれば良いと思う。
 
(4) その他
  • 長谷工・今井氏より、長谷工・上本氏が4月から大阪へ転勤することが報告され、上本氏から挨拶がされました
  • Y氏より、規約変更した内容について規約原本の修正をするよう意見が出されました。
 

<閉会>


◎ 真野理事長より、次回日程の確認があり、閉会となりました。「2020年度第1回建替え推進委員会」は4月23日(木)午後7時30分より開催。
 

ページ先頭へ戻る