広報誌 清流
2019年度 第10回 建替え推進委員会 報告
日時 :
2019年12月23日(月)午後7時30分より
場所 :
ホ号棟管理組合集会室
出席者 :
建替え推進委員 18名(傍聴者1名)、アドバイザー(辻村氏)、事業協力者(住友・長谷工の皆さん)、シティコンサルタンツの皆さん

<理事長挨拶>


◎ 真野理事長より、開催の挨拶と資料確認がありました。

<協議・報告事項>


(1) プランの見直し状況
◎ 長谷工コーポレーション・渡辺氏及び今井氏より、2019年7月説明会で提示したプランから、主に以下の内容について見直しを行っている状況が説明されました。
・ アンケートや個別面談の結果に基づき、50〜70m2台住戸の戸数及び配置の調整を行う。
・ 台風19号による被害を勘案し、冠水対策として以下の対策を行う。
・ 1階の床面レベルを上げる
・ 敷地南側を中心に盛土を行い、敷地レベルを上げる
・ 上記嵩上げによる高低差処理のため、エントランス周りに階段・スロープを追加する
・ 電気諸室を2階に上げ、インフラ機能の維持を図る
・ 建物高さが上がることによる戸数減を防ぐため、F1・F2棟の向き及び階数を調整する。
・ 電気室の冠水対策のため、F棟ごみ置場の位置を住棟内から共用棟脇に移動する。
≪委員会からの意見・質問≫
質問1. F棟のごみ置場までの距離が遠くなったが、隣のG棟まで捨てに行っても問題ないか。
回答. 原則としてご自身が住む棟のごみ置場に捨てていただく。
意見1. ごみ置場が遠いと不便であり、再検討してほしい。
回答. ご要望を踏まえて再度検討する。
質問2. 要介護者を車で送迎する場合に、車を一時的に置いておけるスペースは設けられているか。
回答. 現状では想定していなかったが、ご意見を踏まえて検討する。
意見2. F2棟の向き(方位)が前回案よりも北側に振れているが、日照条件を考えると少しでも南側に振れた方が良いのではないか。また、ト号棟との見合いも悪くなるのではないかと心配される。
回答. 前回案では向きを若干南に振るために雁行させていたのを、住戸数を増やすために整列させた。ご意見を踏まえ、事業性も考慮した上で再検討する。
(2) 今後のスケジュール
◎ シティコンサルタンツ・眞鍋氏より、団地一括建替え決議の実施時期を4月末頃として見直しを行ったスケジュール案と、建替え決議に向けた主な実施事項が説明されました。
・ 見直した建替えプランに基づき実施計画案を策定し、2月中旬に説明会を行う。
・ 実施計画案の説明会と同日に臨時総会を開催し、建替え計画の前提となる「染地幼稚園との覚書締結」「設計者の選定」を諮る。
・ 建替え決議集会の2ヶ月前に招集通知を発送し、また、1ヶ月前に法定説明会を開催する。
◎ 真野理事長より、このスケジュールを前提として実施する会議の日程が示されました。
(3) 街づくり協議会役員会(12月19日)報告
◎ 真野理事長より、12月19日に開催された街づくり協議会第8回定例役員会について下記の説明がありました。
・ 11月30日に第12回臨時総会が開催され、第1号議案(専門コンサルの選定)、第2号議案(会則の改正)とも95%以上の賛成により可決された。
・ 専門家チームを中心に多摩川住宅全体の再生計画を改めて検討することになったが、難しい課題であり、まずは1月中に三役会で検討した上で2月役員会に諮られる予定。
・ これまでは毎月開催されていた役員会を、2ヶ月に1回程度とすることとなった。
・ 台風19号の被害状況を協議会としてまとめ、行政を交えて今後の対応策を検討する。
・ 調布市の土木担当者から、以下2点について報告があった。
1. 多摩川河川敷道路及び染地小北側の市道沿いの桜の伐採を1月中に実施する。
2. 歩道と車道の段差を解消(車道高を嵩上げ)し、バリアフリー化を推進している。
・ 桜の伐採については、「伐採するだけでなく計画的に植樹して景観を守ってほしい」旨を協議会側から要請した。
(4) ト号棟との協議について
◎ 真野理事長より、給水塔に関するト号棟との協議の状況について、下記の説明がありました。
・ 12月19日に行われた協議には、幼稚園敷地所有者である東京都住宅供給公社(JKK)も出席した。
・ JKKとしての見解及び対応策の提示を求めたが、調査を行っている最中とのことで明確な回答は得られなかった。ト号棟から早期解決を求められていることもあり、次回協議の場での回答を求めている。

<閉会>


◎ 真野理事長より、次回日程(下記)の確認があり、閉会となりました。
・「2019年度第11回建替え推進委員会」は1月29日(水)午後7時30分より開催とする(臨時理事会との合同会議)。

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