広報誌 清流
2019年度 ホ号棟 もちつき会 報告

 12月22日(日)ホ号棟恒例の年末もちつき会が行われました。
 かなり気温の低い日でしたが、寒さにも負けず、力強い杵の音が響きました。

 午前9時につき始め、なんと17臼をつき上げました。つく人も、こねる人も慣れた様子で苦も無くこなしていました。お餅がつきあがるたびに、あんこ・きなこ・ごま・おかかのボールの中に切り分けセットにしていきますが、それぞれコツをつかんですいすいとパック詰めされ、あっという間に250セットできあがりました。

 販売は11時からでしたが、10時半頃にはもうチケット売り場に並ぶ方々がいて、30分ほどで売り切れになりました。今回は人気のもつ煮は販売できましたが、お雑煮は取りやめになり、セットはひとり5つまででした。規模は昨年より縮小されたとはいえ、ホ号棟のもちつきが、地域では恒例の楽しみな行事になっているようでうれしく思いました。

 お手伝いは9時からでしたが、会場やその他の準備に早出の方々の力添えがあってこそ無事に終えることができました。ありがとうございました。
 幼稚園や保育園では子供たちと一緒にお餅をついても、その場でつきたてのお餅を食べることはできないというのが最近の事情です。

 日本の伝統的な行事は、それを見ながら学んで、継いでいく人がいて残っていくのですから、ホ号棟のもちつきの行事は貴重なものと言えます。




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