広報誌 清流
2019年度 第9回 建替え推進委員会 報告
日時 :
2019年11月28日(水)午後7時30分より
場所 :
ホ号棟管理組合集会室
出席者 :
建替え推進委員 21名(傍聴者2名)、アドバイザー(辻村氏)、事業協力者(住友・長谷工の皆さん)、シティコンサルタンツの皆さん

<理事長挨拶>


◎真野理事長より、開会の挨拶と配布資料の確認がありました。

<協議・報告事項>


(1) 個別面談結果報告(清流臨時号案について)
◎住友不動産・木村氏より8〜11月に実施した個別面談の結果(参加人数、建替え賛同率、属性、住戸取得意向など)及び個別面談での質問・意見について、資料説明がありました。また、清流臨時号を発行して区分所有者の皆さんに周知することを確認しました。
≪委員からの意見・質問≫
意見. 質問No.1に対する回答「建替え決議に賛成して『転出』を選択すれば補償金が支払われる」とあるが、反対すると補償金は支払われないという誤解を招くのではないか。建替え決議に反対しても催告に応じれば賛成者と同じ扱いとなるので、正確を期した表現に改めるべきだと思います。
 
回答. ご指摘の通りですので適切な表現に修正します。最も伝えたいことは「建替え決議が成立しなければ補償金は支払われない」ということであり、誤解なく伝えられるように改めます。
(2) プランの見直し状況について
◎長谷工・今井氏より、建替え計画の見直し状況について、以下の内容説明がありました。
1. 個別面談を実施した結果、50m2台後半の住戸を希望する方が想定よりも多かったため、住戸タイプ別の戸数、配置の見直しを行っています。
 
2. 他方で、先の台風19号による浸水被害を重く受け止めて直ちに設計の見直しに着手し、被害状況に鑑みて、主に「1階レベルに設置を予定していた電気室の配置の見直し」、「盛土や1階床スラブの嵩上げ」を検討しています。
 
3. 盛土や嵩上げに伴い建物の高さが上がることによって日影規制や最高高さに影響がどうか、調布市とも協議を行っています。確認後プランを確定させる予定です。
◎ この説明を受けて、真野理事長より、12月に予定していた「実施計画(案)説明会」を延期する旨、また、修正スケジュールを早急に検討して再提示する予定であるとの説明がありました。
(3) 建替え決議後の進め方について
◎ シティコンサルタンツ・真鍋氏より、建替え決議後の進め方などについて以下の資料説明がありました。
1. 建替え事業の流れと建替え組合の役割等
2. 建替え事業期間中の権利の保全(円滑化法に基づく各種登記手続き)
≪委員からの意見・質問≫
質問. 事業全体の流れを理解することも必要だが、各個人がいつ・いくら位負担しなければならないかを知りたい。
 
回答. 実施計画案には、建替えに伴ってかかる諸費用をスケジュールと合わせて提示する予定です。委員会の場でも事前に説明したいと思います。
(4) ト号棟との協議について
◎ 真野理事長より、ト号棟との共有地(給水塔等)問題に関する協議について下記の報告がありました。
1. 今までの協議経過の内容などについて、先頃配布した清流(384号)に皆さんにも報告した内容を掲載しましたので参照して下さい。
 
2. 他方で新たな事実として、染地幼稚園も給水塔の水を利用していることが判明しました。今後給水塔の協議に東京都住宅供給公社にも参加してもらう必要があると考え、11月21日の第7回打ち合わせ会に呼んで話を始めており、早急に課題などを整理して話し合いを続けて行きますとの報告がありました。
(5) 街づくり協議会役員会報告
◎ 街づくり協議会担当の青木氏より、11月21日に開催された「第7回定例役員会」について以下の説明がありました。
1. 第12回臨時総会が11月30日に開催される予定であり理事の皆さんもホ号棟の代議員として積極的に出席してほしい。
 
2. 多摩川住宅の団地がそれぞれ独自に建替えを検討している状況を改善するべきとの考えから、多摩川住宅全体の街づくりを行う観点で「鳩ノ森コンサルティング」にコンサル業務を委託することになった。ネクスト社に対する委託業務の一部を委託する扱いとし、委託費はネクスト社への支払いの中から払う。
 
3. 台風19号の被害を受け、協議会として調布市・狛江市に対して適時適切な説明を求める方針を確認した。
 
4. 調布市より、市内の桜700本の内、倒木の恐れがある古木70本を伐採する計画が示されました。そのうち多摩川河川敷道路沿いの桜33本の内16本及びハ号棟から染地小北側の市道沿いの桜90本の内25本との説明がありました。
≪委員からの意見≫
意見1. 桜の木について、倒木の恐れがある古木の伐採はやむを得ないとして代わりの木を新たに植えて欲しい。
 
意見2. もっと早くから古木対策を計画的に行うべきだった。また既に伐採した桜の根がそのままになっている状況、いつまであのままに放置しておくのか、歩行者が危険だということをしっかり市に伝えて欲しい。
(6) その他
建替え事業資金の立替えについて
真野理事長より、事業協力協定書に基づく建替え事業資金の立替金の支払い方法等詳細な手続きについて、事業協力者と協議を行っていることが報告されました。

<閉会>


◎ 真野理事長より、次回は12月23日(月)午後7時30分より「第10回建替え推進委員会」を開催したいとの確認があり、閉会となりました。

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