広報誌 清流
多摩川住宅【街づくり(地区計画)協議会】平成30年度 第10回 役員会 報告
日時 :
平成31年1月24日(木) 午後7時 〜9 時
場所 :
多摩川住宅ホ号棟管理組合集会室
出席者 :
協議会役員16名、供給公社2名、コーディネーター(ネクスト)2名
* チームTAMAGAWAの活動報告
〇 事例見学会〔諏訪ニ丁目住宅(多摩市)〕 【平成30年12月10日(月)】
・諏訪二丁目住宅は、ベッドタウンの先駆けとして八王子市・町田市・多摩市・稲城市の4市に跨り整備された多摩ニュータウンにおいて、もっとも早い昭和46年に入居が開始されました。そして入居開始後まもなく、「京王永山」駅・小田急多摩線「小田急永山」駅が、徒歩約7分〜約8分の位置に完成しました。しかしながら、建物の老朽化、耐震性への不安、時代に合わなくなった間取り、バリアフリー化されていない事による不便さ等を理由に、昭和63年に建替えの検討を開始し、20年強の月日を経て、建替え決議が成立しました。
(以下、諏訪二丁目住宅と多摩川住宅の比較、課題)
● 諏訪二丁目住宅
・ 合意形成100%を目指して、こまめにお茶会等の住民との交流会を開催。
・ 無関心層にも情報を発信すべく、階段毎に定めた建替え委員等が直接住民宅へ訪問し、対面で説明等を行った。
・ 行政支援による容積率の確保や補助金の活用等が得られた事等によって、還元率100%の建替えが実現出来た。
・ 魅力的な共用施設の整備や多彩なサークル活動による旧住民と新住民のコミュニティ形成。
 
● 多摩川住宅
・ 多摩川住宅全体としては、協議会ニュースにて情報を発信しているものの、住民全員が街の再生に向けた活動を把握しているかは分からない。
・ 建築費の高騰等によって建替え事業の住民負担が大きくなっている。
 
課題1
多摩川住宅全体の再生に向けた意思の統一。
課題2
街の再生に関する活動を全住民に周知する情報共有が必要。(様々な住民の協力が必要。)
* 開発基本協定書 〔調布市・狛江市(案)〕
〇 多摩川住宅 街づくり協議会(案)としてまとめた「開発基本協定 検討報告書」に対する両行政の「開発基本協定書(案)」が提示されました。将来の多摩川住宅を形作る重要事項として、両行政と協議・検討を進めています。
 

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