多摩川住宅【街づくり(地区計画)協議会】平成30年度 第9回 役員会 報告
- 日時 :
- 平成30年12月20日(木) 午後7時 〜 9 時
- 場所 :
- 多摩川住宅ホ号棟管理組合集会室
- 出席者 :
- 協議会役員14名、供給公社1名、コーディネーター(ネクスト)3名
- * チームTAMAGAWAの活動報告
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- 〇 事例見学会〔ユーカリが丘(千葉県佐倉市)〕 【平成30年11月19日(月)】
- ・ 街の事例見学として開発業者「山万株式会社」が、計画的に開発中のユーカリが丘街づくり見学会が実施されました。開発業者である山万が計画的(1971〜開発着手から47年経過)に供給することで、人口のバランス(総計画人口30,000人 ※予定現在は約18,000人)を保ち持続可能な街づくりを進めています。広大な敷地を里山の原風景として残しつつ、街全体を約13分で一周する鉄道が整備され、高齢者に向けたコミュニティバスの運行も行われています。又、エリアマネジメントへの取り組みとして、住民主体のボランティア組織「NPO法人クライネスサービス」を立ち上げ、ボランティアによる防犯パトロールや交通誘導(活動資金は、山万が寄付)を実施しています。 (以下、ユーカリが丘と多摩川住宅の比較、課題)
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- ● ユーカリが丘
- ・ 開発者であるデベロッパーが長い時間をかけて街を作り上げている。
- ・ 年間約200戸の計画的な供給により、人口構成の偏りが少ない。
- ・ 戸建て、マンション、老人ホーム等、ライフステージに合わせた開発を行う事で、外部へ人口流出の抑制や愛着のある土地で過ごしたいと考える住民の希望をかなえる事が可能。
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- ● 多摩川住宅
- ・ 約50年前の竣工時と同様に一斉入居を繰り返せば、一度に同じ年代の住民が入居する為、住民の高齢化・建物の老朽化も現状と同様に発生する。
- 課題1. 現状のままでは人口構成に偏りが出来る為、街が循環しない。
- 課題2. 単位会のみで循環型の街を目指すのは規模的にも困難な為、賃貸・分譲の連携や、分譲住宅の段階的整備により供給時期の分散が望ましい。
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- * 景観ルールの担保性
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- 〇 平成29年度に検討された「景観ルール」の守り方について、ネクスト社から検討(案)として、以下の三方式による提案がされました。
- ・ <景観法に基づく担保> ⇒ 拘束性はあるが、行政等への届け出が必要。
- ・<自治体の条例等による担保> ⇒ 拘束性はあるが、上記と同様な制限がある。
- ・<住民組織による自主的な運用> ⇒ 自由度は高いが、住民の高い景観意識が必要。
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