広報誌 清流
平成30年度 第3回 建替え推進委員会 報告
日時 :
平成30年6月28日(水) 午後7時30分より
場所 :
ホ号棟管理組合集会室
出席者 :
建替え推進委員 22名 ・傍聴者2名 ・ アドバイザー(辻村氏) ・事業協力者(住友・長谷工の皆さん)

<理事長挨拶>


◎ 真野理事長より、開会の挨拶と配布資料の確認がありました。

<報告事項>


(1) 「清流」(366号)「修繕・再生計画調査報告会」アンケート集計結果の報告
◎ 理事長より、清流に記載されたアンケート集計結果について説明がありました。
(2) 【街づくり(地区計画)協議会】役員会報告
◎ 理事長より、「街づくり協議会」役員会の報告と後程、協議事項の中でアンケートのことについて詳しく説明したいとの報告がありました。

<協議事項>


(1) 「修繕・改修」と「建替え」比較などについて
◎ 長谷工・今井氏より、資料に基づき以下の項目について説明がありました。
1. 6月20日、日本経済新聞掲載の「郊外の老朽団地建替え進まず」について。
2. 「居住状況を把握するためのアンケート結果抜粋」についての説明
問1. 構造安定性について
問2. 防火・避難安全性について
問3. 居住性について
問4. 共用部分について
3. 「修繕・改修」と「建替え」に関し、できること・出来ないことの比較表の内容について、構造・生活利便性などの項目説明がありました。
(2) NHK「あさいち」の放送について
◎ 長谷工・今井氏より、3月14日に放送された「急増するマンション老朽化トラブル」について録画した内容を本日紹介したいとのことで、時間の関係上要点のみ17分に短縮された映像を見ました。
◎ 理事長より、全国的に古いマンションはホ号棟と同じように、建替えか修繕か・改修かの決断が迫られています。我々は建替えについて検討をして行くことを選択したので、今後建替え決議に向けて頑張って行きましょう。次回は、仮住まい等について議題にして行きたいとの説明がありました。
(3) 街づくり協議会アンケート等について
◎ 理事長より、資料に基づき「街づくり協議会」役員会の報告がありました。また、平成30年度実施計画の一つ「多摩川住宅の再生実現に向けたアンケート」並びに再生実現に向けたワーキングチーム「チームTAMAGAWA」のメンバー募集について、詳しく説明がありました。委員の皆さんは、アンケートに是非協力して頂きたいとのお願いがありました。
アンケートは、7月12日までに管理組合事務室のポストへ投函して下さい。また、街づくり協議会では、ワーキングチームのメンバーを7月中に確定し、8月から活動して行きたいとのことです。
意見1. 景観ルールと建替えを混同している人がいるのではないか。建替えに賛成・反対に関わらず、景観ルールは多摩川住宅全体に掛かるものであることを理解していない人がいるようなので、もっと説明した方がいいと思います。
 
質問1. 建替えが決まらなかった場合、緑地帯の整備はどうなりますか。
回答. 緑地帯の整備は、建替え等の開発に伴って行われます。建替えが否決された場合は現状維持のままです。
 
質問2. 最近、多摩川住宅全体の話ばかりで、ホ号棟の話がない。例えば、ホ号棟にとっての大事な問題である染地幼稚園についての話が全然出てこない。染地幼稚園の問題は進捗しているのか、全然話が出てこないので何もわからない。
回答. 皆さんへの報告が遅れてしまいましたが、幼稚園の弁護士さんと協議を続けています。はっきりした方向性が出たら皆さんに報告したいと考えております。報告不足で色々なご心配をおかけしたことについてお詫びいたします。
 
意見2. 景観ルールについては、あくまでも基本的はルールとして考えればいいと思います。
 
(4) その他
意見3. 負担金を少なくするために、土地の評価を上げることが大事だと考えています。推進委員会でもっと土地の評価アップについて話をしていきたい。先日チラシを全戸配布しましたが、私は土地の評価価値は一戸当たり1,800万の価値があると考えます。推進委員会は土地の評価について議論をさけています。
回答. 今までも再三お話をしてきましたが、このチラシの通りの価格で建替え事業が成立すると思いますか。高い価格をつけて、その価格で土地を買って頂きたいとお願いしても、買って頂けるデベロッパーがいなければ、その価格自体意味がないと思います。
 
意見4. 委員の人達は、デベロッパーに気兼ねばかりしている。1,000万しか出せないと言うなら、もっと高い金額で買ってくれるデベロッパーにチェンジしたらよいのではないか。
回答. いちばん高い価格で買ってくれるという事で、今のデベロッパーを皆さんが選んだのですよね。そんなに簡単にデベロッパーを変えることもできないし、また新たに見つけることも難しいと思います。
 
意見5. 今、土地の買取り価格についてのお話をお聞きしましたが、先程お話頂いた1,800万の土地評価額には、公園・道路などの土地も含んでいるのではないでしょうか。
 
意見6. 建替え推進委員会のメンバーでありながら、根拠のない数字を出し、住民を不安にさせたり、迷わせたり、建替えが進まなくなるような勝手な行動は、謹んでいただけませんか。
 
意見7. 今回のアンケートの具体的数字として、建替え賛成の人が60%台しかいないという事は大変な事だと思います。このことに関して、もっと真剣に考えて行かなければいけないと思う。
 
意見8. 4月15日の説明会で、宮城設計がしっかり管理していけば建物はあと50年持つといったが、勘違いしてしまった人もいる。間違った知識を与えてしまったのではないか。
回答. 建物は、50年持つとしても、配管設備はメンテナンスをしっかりする必要があり、しっかりメンテナンスをしても、あと50年住居として使用できるかどうか分かりません。長期修繕計画書などを作る必要があります。最近赤さびがでたり、トイレがあふれたり設備関係の具合が悪くなっている。
 
意見9. 住友さん、長谷工さん主導でなく、住民主導で気楽に住民同士が話し合いの場を持って行ったら良いのではないでしょうか。
 
意見10. 住友不動産に高く買ってもらい、長谷工さんに建設費を安くして、安い金額で建築して頂きたい。住友さん、長谷工さん、よろしくお願い致します。
 
質問3. 建替え決議後に給水塔が倒壊して、新築住居に破損を与えた場合の責任の所在はどこになるのですか。
回答. 給水塔は、ホ・ト号棟の共有物であり、責任の所在がはっきりしていない部分もある。給水塔が保険に入っているかなど調べてみたいと思います。
 
質問4. 建物の杭は心配ないのか。調べた方が良いのではないか。
回答. 建物は50年経過して、現状傾いていない状態なので問題ないと思います。
 
意見11. 階段委員会の集まりの時に、今日見たビデオを皆さんに見せたらどうか。
回答. 今日見たビデオを多くの住民に見て貰う機会を作るようにしていきたい。
 
意見12. 本日貴重な意見が沢山出たので、今後進めて行くうえで参考にして欲しい。
 

<閉会>


◎真野委員長より、次回は7月25日(水)に午後7時30分から、「第4回建替え推進委員会」を開催したいとの確認があり閉会となりました。

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