晴天に恵まれた10月4日(日)、「防災・避難訓練」が実施されました。
昨年、一昨年といずれも荒天のため中止となっていましたので久しぶりに実施できて理事、役員一同ほっとしました。
前日準備に加え、当日も担当理事他、早朝より会場準備を始めていました。
理事長が「防災・避難訓練」の実施をマイクで全棟にアナウンスして廻った後、9時30分より、各号棟担当理事の「○○号棟のみなさん、ただいまから防災・避難訓練を開始します。落着いて行動してください。」のアナウンスで訓練が始まりました。
階段ごとに階段委員が参加人数をチェックし、そろったところでさるやま公園まで移動しました。
さる山公園では1号棟から11号棟までの参加者が「初期消火訓練」、「煙体験訓練」、「通報訓練」の3つに分かれ順番に訓練を行いました。途中時間のかかる訓練と比較的短時間で済む訓練で思うように人が流れず並んで待つという状況もありましたが参加者全員冷静に対応し訓練を終えました。
終了後、消防署員から、最近の異常気象による災害のこと、防災訓練は何度も繰り返し、参加することが大事だということなどの講話がありました。今回は震災を想定した訓練だったので瓦礫の中から人を救助する際、こんなものも使えますということで通常車に装備されている「ジャッキ」を使った救助法などの話もありました。
『もし、多摩川住宅が倒壊するような地震が発生したら消防署だって倒壊して機能しなくなる可能性もあるのでどうしようもなくなるがその前にできることはたくさんある』ということで、あたりまえのことですが、非常食や生活用品などの物の備え、家具の転倒防止などの室内の備え、避難先の確認など室外の備え、そして大事なのが近所の人と助けあうコミュニケーションの備えです。自分の命を守るため普段からこのようなことに気をつけて準備をしておくことがとても大事とのことでした。
先日、東京都より各戸に防災の指針となる「東京防災」という黄色の冊子が配布されました。(まだ配布されていない家庭もあるようですが順次配布されるとのこと)防災について分かり易く解説されていますので是非よく読んでおいてほしいとのことでした。
最後に「アルファ米」と「クラッカー」が配布され午前11時頃に解散となりました。
今回参加者ゼロの階段が2階段ありました。当然階段委員も不参加でしたが、こういう場合階段委員がどなたかに頼んで代わってもらうなどしてこれまではこんなことはありませんでした。それぞれに事情はあると思いますが、次回は参加者ゼロの階段がなくなるようぜひ皆さんの協力をお願いしたいと思います。
この日の参加者は164名、10月とはいえ日差しが強く暑いなかの訓練、大変ご苦労様でした。
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