広報誌 清流
平成26年度 第7回 建替え問題検討委員会(全体会)/ 地区計画委員会報告
日時 :
平成26年8月28日(木) 午後7時30分より
場所 :
ホ号棟管理組合集会室
  • すでに清流等でお知らせして来ておりますが、街づくり協議会では多摩川住宅全体の地区計画策定に向けて、さまざまな検討を続けて来ております。平成25年度からは、コーデネーターとしてネクスト社に地区計画案・地区整備計画の素案づくりを委託し、今年度は、ホ号棟を含むAグループエリアのマスタープランづくりを進めています。そこで、ホ号棟・全体会とネクスト社との打ち合わせを毎月第4木曜日に行う事とし8月28日(木)第7回全体会として7時30分から開催致しました。 その様子を今回の清流でお知らせ致します。

1. 建替え問題検討委員会

(1) 藤野理事長より挨拶
◎真野委員長より、開会の挨拶と配布資料の確認、藤野理事長より挨拶があり、その後、ネクスト社のメンバー紹介と山中社長より挨拶がありました。
(2) ネクスト社よりの説明について
◎ネクスト社山中社長から、資料に基づき「多摩川住宅ホ号棟基本計画案の策定」に当たって、まず現状建物・住戸・現状計画の課題の整理として以下のような、説明がスライドを使ってありました。
  • ネクスト社における最近の建替えの実績について(池尻団地、宇田川町住宅、調布富士見町住宅などの建替え計画事例説明。)
  • 「団地再生の建替え計画とは」について(街づくり・住まいづくりとして、1.活かすべきもの、2.改善すべきもの、3.残すべきもの、とは何かなどについての説明)
  • 現状ホ号棟の土地利用の検証
  • 幼稚園の検討
  • 現在の住戸についての検証
  • 住まいづくりにとって大事な事
  • 建替えにおける住戸構成・間取り
  • 片廊下形式と40m2・50m2住戸について
  • 現状ホ号棟基本計画素案の課題(事業性・計画性・街並み景観性)について
*これらの課題を踏まえ、基本計画の再構成を今進めているとのこと
[基本計画の方向性として]
◎基本計画素案を作成するに当たって、次のことを特に考慮している。
  • 容積率の最大限の活用。(目標180%)
  • 幼稚園の土地を取り入れて、検討したい。
  • 南向き住戸の確保とタイプ数を多くとること。
  • 40m2・50m2の部屋でも間口を6.5m確保する。
  • 建物の分節を図り、板状建物の圧迫感を軽減する。
などの説明がありました。
(3) 上記の説明についての意見・質問等
質問1. 駐車場料金はどの位になるのか。今は8,000円だが、あまり高いと困る。
質問1について. 現状の計画の自走式駐車場であれば経済的です。
質問2. 今までのホ号棟の先行した動きは評価しているのか?今後のアドバイスは。
質問2について. ホ号棟は、良いコミュニティがあり、団地委員の信頼性が高い。過去のケースでは、建て替えがスムースに行きました。こちらの団地でも、スムースに行きやすいと思います。
質問3. 6%の提供公園や協力金等について、下水道の負担や税金を長年払ってきたことなど、過去の貢献について、行政側の配慮はないのか?
質問3について. 6%の提供公園は、条例上出さなければならない。富士見町でも出している。協力金については、支払ったとしても自分達で使い方を考えられるようにしたい。
質問4. 災害ハザードマップの通り、浸水等の心配があるが?
質問4について. 防潮板の設置や電気室を地下に造らない等の配慮をしていきます。
意見1. 今と同じ間口を確保してもらいたい。
意見1について. 容積率を消化することも重要であり東向きも含め間口6.5mは確保した い。
意見2. 南向き住戸は、断熱材の影響もあり、意外と夏は暑い。まとまった緑を確保してもらいたい。
意見2について. 南側緑地で考えています。
意見3. 高齢者と若者が一緒に暮らす住みやすいマンションにしてもらいたい。

◎次回の全体会は、ネクスト社との打ち合わせを9月25日(木)午後7時30分から開催したいとの案内があり、全体会を終了しました。


ページ先頭へ戻る