広報誌 清流
平成25年度 第6回 建替え問題検討委員会(全体会)報告
日時 :
平成25年9月30日(月)午後7時30分より
場所 :
ホ号棟管理組合集会室
  • 藤野理事長より、街づくり協議会の臨時総会でコーディネーター選定についての議題も承認され、多摩川住宅全体が新しい街をつくろうという動きになってきている今、ホ号棟がトップに立って進めて行かなければいけないとの挨拶がありました。
(1) 駐車場工事費の比較検討について
資料に基づき、駐車場の工事費について比較検討した結果として、単純に平置きより自走式の費用の方が3倍、地下式にした場合は10倍掛かることなどの説明がありました。また、今後駐車台数や駐車場の形状をどうするか、工事費なども十分考慮して、ミックス型でいくなど詰めて行きたいとの説明がありました。
(上記の説明についての意見・質疑等)
意見1. 駐車場を平置き(D1案)、立体式(D3案)にすると車に埋没されてしまい、これでいいのか、他にないのか、もう少し検討してもらいたい。新規購入者にはお金をだしてもらうのですが、管理組合には積立金がある、それをいくらか使ったらどうかと思いますがどうですか。
 
意見2. 建替えに積立金をそっくり廻すことは出来ないと聞いたことがある。
 
意見3. 修繕積立金については、解散前に何かの負担金にあてることはあるかもしれないが、管理組合の解散時点で区分所有者に還付するのが原則だと思います。
 
質問1. 修繕積立金を建て替えに廻すことは、できないのではないですか。
質問1について. 管理組合の財産は管理のための財産で、建替えをするための財産ではありません。全員の合意が得られれば転用も可能ですが、その場合でも転出される方の分使えません。今後、司法書士・弁護士さん等に相談していきたいと思います。
 
質問2. (D1〜D3案)駐車場の形式により、個別評価は変わらないのですか。
質問2について. どの駐車場のタイプ保留床の額は市場性で決まるので一緒にしています。
 
質問3. 駐車場は敷地内というのが前提ですが、外に借りるという考えはないのですか。
質問3について. 利便性を考えると敷地内という条件になります。
 
質問4. 久我原は敷地に平置きが多かったと思いますがどうですか。
質問4について. 久我原は、高低差があり1階の平置きの部分と半地下で3段式の機械式を使っています。作るコストは全部自走式にした場合よりも安いのですが、将来的に機械のメンテナンスの費用と機械を替える時の費用が掛かってきます。
 
意見4. 機械式は、挟まれて死亡するなどの事故も起きています。怖いですよね。
 
(委員長)今回、お金の問題を取り上げましたが、緑を残してほしいという方も多く、 どのように緑を確保していくか。駐車形式は、費用のことを考えると平置き・自走式などのミックス型が良いかとも思います。駐車場の台数と緑をどれくらいとれるのかなど、今後さらに検討していきたいと思います。
 
(2) 駐車場の所有形態等について
資料に基づき、駐車場の所有形態等について、説明がありました。
(上記の説明についての意見・質疑等)
質問1. 駐車場利用者の費用負担として建設費も含めて独立採算にできないのですか。
質問1について1. 所有形態で共有せずに建物の区分所有とする方法はあります。その場合、所有権の登記をするために、少なくとも三方向を壁に囲まれていないと登記できません。地下の機械式で3段式の8台を8戸の方が共有で持つ分譲の事例はありますが、分譲で所有した方は、その分の管理費も維持費もかかります。
質問1について2. ほとんどが建物の共用部分とする場合が多く、ホ号棟の今の形態と同じですね。

*続いて、地区計画委員会に入りました。


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