広報誌 清流
第47回 多摩川ふるさと団地まつり 報告

 例年よりずいぶん早い梅雨明け後、猛暑日の連続で体調を崩される方も多いなか、7月中旬からは戻り梅雨といわれるような鬱陶しい天気が続き、大気が不安定でいつ雨が降り出すかわからないような日々に団地まつりの準備が進められました。
 今年、ホ号棟は会場設営担当ということで、会場作りの業者さんとの打合せから、出店希望者を募り、出店者会議を開催するなど各担当のなかでも大変な仕事にあたりました。この何年かは資金不足もあり住民の方に寄付を募るなど、団地まつり自体の存続も懸念されているほどでしたが、今年は役員さんの努力で、「平成25年度東京都地域の底力再生事業助成」対象事業に選定され東京都より100万円の助成を受けることが決定しました。
 資金不足と併せて実行委員の高齢化で真夏の作業が難しくなったこともあり、昨年からは設営作業の多くをイベント会社に任せ、店の電気はそれぞれ出店者自身が用意したり、自分たちで出来ることは極力自分たちでするなど様々な努力を重ねてきました。

 今年もホ号棟からは「おでん」・「もつ煮」・「おもちゃ」の3つの出店がありました。
 今にも降り出しそうな天気でしたが、日中はなんとかもって蒸し風呂のような集会室での煮込み作業も済み、午後3時には会場へと運びました。
 人出は例年より多いようでした。「おでん」も「もつ煮」も順調に売れ7時30分頃には完売となりました。この頃より雲いきがあやしくなり始め、雲が黒くなり、風も冷たくなり、とうとうぽつぽつと降り始めてきました。急いで片づけ撤収しましたが片づけ終わる頃にはザーザー降りになってしまい、みんなずぶぬれでした。
 翌、28日(日)はお神輿巡行。今年ホ号棟は朝一番の9時20分出発。みなさんには9時に集合していただき、ハッピの貸出などをして、前もって御神酒所に神輿を受取りに行っていただいた方々が着いてまもなくホ号棟内巡行が始まりました。

 朝一で太陽が雲にかくれていたということもあって、思ったほど暑くはなかったのですが、それでも巡行を終えて集会室に戻ってくる頃にはみんな汗だくでした。巡行終了後はいつものように、子ども達にはお菓子、ジュース、スイカなどがふるまわれ大人もビールなど飲んで楽しく過ごしました。
 朝早かったせいか、参加の申込はいつもより少なかったのですが、終わってみると大人も子どもも例年と同じくらいの参加がありました。
 今年は子どもはもちろん頑張りましたが、お祭りだいすきおばさん(シルバーガールというらしい?)が声をかけあってお神輿巡行、そして盆踊りと大勢の方がホ号棟のハッピを着て参加してくれました。(さすがにみなさん翌日いや翌々日もお疲れのようでしたが……)自分たちも楽しもう精神、すばらしいですね。来年はホ号棟独自で盆踊り練習をして、「もっと盛り上げよう」との声も出ています。

 結局2日目もあやしいお天気ながら終了時刻までなんとかもってくれて、おでん、もつ煮はすべて完売、お神輿巡行も無事終了しました。
 暑いなかお手伝いいただいた階段委員さん、お神輿につき添ってくれた方々、理事・監事の皆さま、本当にありがとうございました。
 来年もよろしくお願いします!


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