広報誌 清流
ホ号棟建替え問題検討委員会 第2回 経過報告会 報告
日時 :
平成25年3月31日(日) 午後1時30分〜3時30分
場所 :
染地幼稚園ホール
出席者:
107名(ホ号棟区分所有者・山下設計・長谷工)

小川副理事長の司会のもと、
 建替え問題検討委員会の第2回経過報告会が開催されました。

<議題>

1. 理事長挨拶
越智理事長より開会の挨拶がありました。
2. 平成24年度 第2回経過報告
(1) 個別ヒアリングの集計報告
長谷工の今井さんより配布資料に基づき、以下の説明がありました。
  1. 個別面談実施状況及び住戸の状況について
  2. 各ヒアリング項目の回答状況について(住戸の希望面積・住戸の向き・住戸の階数・負担金の上限など)
  3. その他のご意見・要望等について(現状に不満・スケジュール・引っ越し・仮住まいなど)
  4. 個別面談での主な質問内容について
  5. まとめ
今後の建替え計画作成に向けて、所有者の高齢化が顕著であるため、バリアフリーの考え方やユニバーサルデザイン等の配慮が必要である。また、南向き住戸の希望や住戸面積の希望も様々なので、皆様方の取得希望を反映させたプラン作りを目指したいとの説明がありました。
(2) 検討委員会の経過報告
真野委員長より配布資料に基づき、以下の説明がありました。
  1. 前回報告(9月30日)の復習
  2. 住棟配置と外構計画、駐車場計画について
  3. 共用部分・施設について
  4. モデル案(D・E案)の検討について
  5. 権利床の希望ボリュームを反映した施設検討
  6. 共用施設等のモデル配置の検討
  7. 今後のスケジュールと検討課題について
3. 質疑応答
報告会出席者より、以下のような質問や意見がありました。
  • 負担が500〜600万となっており、引っ越しや仮住まい等の費用を考えると1,000万円位となると思われる。そこで高齢者の融資についてもう少し詳しく知りたい。
  • 共用部の説明では、様々なものが考えらえて楽しい空間となることの夢を描けるが維持管理は誰が行うのか。また、施設を作る費用は居住者の負担となると思うので、無駄のないように十分に検討して欲しい。
  • 説明にあった高齢者施設の所有者は誰になるのか。
  • いま、住戸をリフォームしたいと考えているが、建て替えが実際には何年先からになるのかを知りたい。
  • ホ号棟の街区の中にある共用敷地等を、今後どうするのかについて、しっかり検討していってほしい。
  • 個別ヒアリングにおいて「現状のままで良い」という方は何%位なのか。
  • 建替えの問題は、相当時間がかかるということが分かった。但し、その間は建替えと修繕の2本立てで計画をするべきであると考える。建替えの検討を進める中で修繕計画をどうするかもしっかり考えてほしい。
  • 駐車場の検討では、利用者の利便性とコストの問題が優先されており、駐車場を利用しない人についての考え方等が検討に含まれていない。駐車場は危険な施設であり、生活動線に重なるのは望ましくない。子供達が立ち入らないように建物の地下にするなど、動線を区切って考えてほしい。
  • 緑が多い今の環境を、そのほとんどが駐車場となることは望ましくない。駐車場は広場や建物の地下にして欲しい。また、多摩川の氾濫を考えると1階は住戸に適さないと思われる。多摩川の向こう側にある川崎市の市営住宅では駐車場を建物の地下にしているので参考にして欲しい。
  • この多摩川住宅をこれからどうするのか、皆で考えて行くことが重要であり、良い建物を建てて次の世代に残して行きたい。
  • 地区計画について、多摩川住宅全体から調布市、さらに東京都への流れとなると長い年月がかかると思われるが、その点についてもよろしくお願いしたいと思います。
  • ホ号棟で積み立てている修繕積立金は分配することとなると思いますが、そのお金をどのように使うのか。また、仮に住みながら建て替えた場合、防音壁等を付けることが可能か。
4. 閉会の挨拶
井上事務局長より、閉会の挨拶があり、経過報告会を終了しました。

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