広報誌 清流
平成24年度 第11回 建替え問題検討委員会(全体会)報告
日時 :
平成25年2月25日(月)午後7時30分より
出席者 :
ホ号棟管理組合集会室

<議題>

(1) 権利床のボリュームを反映した施設検討
資料に基づき、希望ボリュームを反映した計画などについて説明がありました。
また、A・B案以外にD・E案も以前に提案しましたが、今後の検討の中で容積率の確保とヒアリングでの希望の戸数、負担金の軽減等、併せて検討していきます。
(2) 推進計画の配棟計画と外構計画
資料に基づき、配棟計画・駐輪駐車場計画などについて説明がありました。 その他、様々なタイプ別プランの紹介が示されました。
(上記の説明についての意見・質疑等)
Q. 高齢者施設で1〜3階を賃貸、4〜10階を区分所有者という複合的な建物というのは、現状としては認められないのか。
A. 計画上はできますが、所有形態をどうするかということになります。動線的な問題はある程度、処理できると思います。所有と運営の問題について、検討が必要となります。今回の案は、独立棟として考えています。
 
Q. 高齢者施設を、北側に配置したのは特別な考え方があるのですか。
A. サービス動線とバス停に近い方が良いのではということを考慮しました。これで決まった訳ではなく、高齢者の方々に配慮した一つの案です。高齢者の施設も、様々なタイプがあるので、これからも検討していきたいと思います。
 
Q. 参考資料の高齢者専用住宅で約24m2トイレ・洗面付の個室とありますが、是非浴室を入れた案を考えてもらいたい。見学に行った施設には、浴室が付いていた。・お風呂をつける時に、体に障害のある人に配慮したお風呂を考えてほしい。
A. 高齢者の施設は、自分で生活できる方が入る施設なのか、自分ひとりでは生活できなくて入る施設なのか、大きく分けて2種類あります。自分で生活できない人は、部屋にお風呂がない住戸になることが多いと思います。
A. 来年、暖かくなったら見学会をしたいと思います。ホ号棟の高齢者の方々は元気な方が多く、個室にお風呂があった方がいいかもしれません。この資料の例は、介護付きのグループホームの感じがします。今後、検討していきたいと思います。
 
Q. 引っ越しが1回で済む方法をぜひ考えていただきたい。工事中、粉塵の影響でマスクをしての生活でも構いません。
A. ヒアリングの中でも意見がありました。例えば、今建物のない空地の所に建てた際に、隣で工事をして音とか粉塵とか日影になるとか、洗濯物が外に干せなくなる。また、自分が住んでいる目の前で、工事をするのは嫌だという人もいるかもしれません。メリット・デメリットを、比較・検討していきたいと思います。
 
Q. 自分が動ける間は、自分でお風呂に入れると思うが、動けなくなると誰かに頼まないといけなくなる。介護が必要になった人は、洗ってくれる人がつかないとだめで、それぞれの個室にお風呂を付けると、費用ばかりかかって使わない人がでてきて効果的でないと聞いたことがあります。
Q. 地下の駐車場の案がありますが、多摩川はハザードマップでも示されているように多摩川住宅の地下の施設は危険だと思います。
A. 駐車場の問題は平置き・地下案や立体駐車場案など例をいろいろ載せています。建設費用なども考慮して検討を深めて行きたいと思います。
 
Q. ホ号棟は高齢者が多く、駐車場の設置率は半分位でも足りると思います。
Q. 車の税金が上がるので駐車場をやめる人が多く増えています。
A. 見学した萩中でも、最初は埋まっていたけど年とともに減ってきたようですね。
A. 萩中は、地権者で使っている人の台数分を確保し、分譲分は設置率70%として、全体として50%の設置率でした。久が原では、80%の設置率を提案しました。今は、それでも余っていると聞きます。機械式駐車場はメンテナンス費用がかかるので、使わないと負の財産になってしまいます。
A. いずれにいても、これからしっかり検討していきたいと思っています。
 
(3) 調布市のマンション市場動向
資料に基づき、マンション市場動向について説明がありました。
首都圏で4万5000戸の去年供給で近年は4万戸位で推移し、ほぼ横ばいで進んでいます。景気が良いとバス物件も売れ行きは良いのですが、景気が悪くなると駅から遠い物件は売れにくい傾向があります。
(4) その他
1. 来年度の建替え問題検討委員会について
次年度の委員について、できればよくわかっている皆さんに、引き続きお願いしたいとのお話がありました。
2. 長谷工コーポレーションとの事業協力の覚書延長について
昨年2月20日に長谷工と「事業協力に関する覚書」を結んで、1年が経ちました。委員長より引き続き、長谷工に事業協力をお願いしたいとの提案があり、了承されました。覚書き延長の文書については、長谷工と相談していきます。

委員長より、次回の全体会は、3月25日(月)に開催したいとの案内があった。
 ◎越智理事長より閉会の挨拶があり、全体会を終了しました。


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