広報誌 清流
「清流」300号をふり返って

 「清流」の豊かな流れはホ号棟住民の生活の歴史

 ホ号棟管理組合機関紙『清流』は本号で300号を迎えます。この機会にその歴史をふりかえってみました。
 『清流』の起源を訊ねてみようと書庫の文書保存ロッカーを調べました。ホ号棟の入居開始はニ号棟と同時で902戸が[1968年(昭和43年)3月30日]でした。残念ながらその第1号は見つからず一番古いもので第16号[1969年(昭和44年)10月20日]でした。

手書き、印刷所持込、白黒コピー、カラー印刷
清流も時代の流れを感じます。
1. 自治会ホ号棟支部からホ号棟自治会へ
 発行は多摩川住宅自治会ホ号棟支部でB4版1ページ形式でした。第27号[1971年(昭和46年)7月10日]からはB5版4ページ形式となり、『清流』の題字は2号棟在住の縣正子氏、自治会長は4号棟在住の森川橿弘氏でした。
 第33号[1972年(昭和47年)5月15日]でホ号棟自治会が誕生、独立したことを報じています。自治会の誕生で住民の生活環境への要望も多く出され、会議でいろいろ検討を重ねたことが『清流』紙面で知らされました。
 各棟南側芝生とピロティに自転車置場が完成したのは1981年(昭和56年)です。さらに建物の外壁塗装、屋上防水、ゴミ焼却炉撤去など大規模修繕、そしてテレビの共同アンテナ設置など生活環境改善の住民要望に応えた工事は1983年(昭和58年)に完成しました。表紙の写真は当時の状況です。現在管理組合事務室に2号棟に居住されていた縣忠親氏から提供され掲示してあります。
表紙の写真。1983年・昭和58年 外壁塗装などの第一次大規模工事を終えたばかりのホ号棟です。1号棟北側にはまだ駐車場が無く、ホ号棟の屋上はテレビの共用アンテナが設置され(ト号棟はまだ戸別アンテナ)、遠くの多摩川水道橋も改修前の姿です。
ホ1号棟前の緑地帯が北B駐車場に
 この頃から自家用車の普及がすすみホ号棟でも駐車場不足が大きな課題となりました。不足の分は近くの地主さんから2ヶ所借りて対応し、同時に敷地内の増設を10年以上かけて討議しました。賛否の意見が多く出されてその結果、1997年(平成9年)と2005年(平成17年)の2回にわたる工事を行い現在の施設(5ヶ所、普通車181台分、小型車19台分)になりました。
 2003年(平成15年)にホ号棟所有権移転が行われることになりましたが、ニ号棟との調整に一年かかり、東京都住宅供給公社の仲介で正式に分割がなされ、ニ号棟に833.33mの土地を分譲して解決しました。
 ホ号棟は2004年(平成16年)3月7日自治会を解散し、同日管理組合を設立しました。
2. ホ号棟管理組合設立
 管理組合機関紙『清流』第1号は[2004年(平成16年)8月31日]に発行され、新しい管理組合の誕生、運営を組合員に伝え始めました。初代の理事長は11号棟在住の上山根郁夫氏。
 新しく発行された『清流』の題字も11号棟在住の西蔭信子氏にお願いし、A4版12ページの形式で出発しました。
 新しい管理組合は住民の自主管理で運営されているのが他棟とは大きく異なる特徴で、機関紙の果たす役割もますます大きくなりました。新しい管理組合『清流』は、それまで36年間の自治会の歴史や遺産を引き継いでいく意味から『清流』の第12号から自治会の発行を継承し、通し番号(第223号)に改めました。
 管理組合発足後は理事会の確立、住民の要望など着実に実行してきました。 各戸のサッシ改修工事は2005年(平成17年)に行われ、その経過と結果は『清流』第6号(通算217号)[2006年(平成18年)4月22日]で報告されています。
 サロン・タマリバーは[2007年(平成19年)3月5日]に36名の参加で開設、『清流』第225号で伝えられたみんなの「溜まり場」と、「多摩川(リバー)」と併せたネーミングで、高齢者の交流のサロンとして現在まで144回続いています。2011年(平成23年)4月19日には100回記念の集いを開き調布市福祉関係者からも注目されています。
 防災訓練はさるやま公園を会場に2007年(平成19年)3月25日に第1回が開催されました。当日は早朝に能登大地震が発生、おまけに朝からの雨で会場を染地幼稚園に移して決行でしたが、消防署の係員もおどろくほどの(217名)参加者で大成功でした。『清流』第226号[2007年(平成19年)4月14日]で詳しく報道されました。
3. 建替えに向けて動き出す
 ホ号棟管理組合は現在建替え問題の検討に入っています。2008年(平成20年)3月9日の第7回臨時総会で「建替え問題検討推進決議」を次表の様な集計で採択しました。『清流』第237号[2007年(平成20年)3月15日]で決議内容を詳細に伝え、今後の方向を明らかにしました。
 また当日の規約改正によって設置された「建替え問題検討委員会」は、その後更にメンバーを充実させ現在は33名の委員で9号棟の真野源吾氏を委員長に活動を進めています。
 更に「はむね」「ニ棟」「ホ号棟」「ト号棟」の4管理組合でスタートした管理組合連絡会を多摩川住宅【街づくり(地区計画)準備会】に発展させ、当時理事長だった6号棟 藤野馨氏を会長、副理事長だった7号棟 青木龍司氏を事務局長として現在まで大きな役割を果たしています。3年間の準備会を経て、2011年(平成23年)11月23日に多摩川住宅【街づくり(地区計画)協議会】が発足し、「イ号棟」「ロ号棟」「ソシア」を含めた多摩川住宅全体の組織として、2012年2月に調布・狛江の両市から認定されています。
4. 更なる『清流』を!
 『清流』は毎年行われる団地全体の行事(ふるさと団地まつり、地域運動会)にあわせて、ホ号棟内の行事やイベント(花見会、七夕会、花火の会、もちつき会)などを詳しく報告し、住民の交流、親睦をはかってホ号棟の地域力を高め、管理組合の運営に寄与してきました。多くの人々がこうした活動に参加していることもホ号棟の大きな特色です。
 『清流』は平成18年当時の事務局長 11号棟の臼井雅秀氏が確立した「A4版横書き形式・毎月発行」の体制を続け、更に表紙と裏表紙をカラー印刷としました。
 第300号を新たな出発点としてホ号棟の更なる発展に向けてこれからもみなさんで育てていきましょう。
あるといいな 見つけてください
ホ号棟広報紙「清流」の第1号(昭和43年発行)ご自宅にございませんか?もし、お持ちの方がいらっしゃいましたら管理事務所にお知らせ下さい。貴重な創刊号探しています…。

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