一週間も前の段階で12月22日(土)だけ傘マーク(雨)の予報が出ていたこの日、中止か決行か延期かと話はありましたが、準備の買物は済んでいたし、もち米は前日から研いで浸水させておかなくてはならないし等々で結局決行ということになりました。
それでも朝早いうちはまだ降っていなく、準備はとんとんと進みました。染地小の終業式ということで子ども達の下校時間に合わせて販売開始を正午から2時までとしたのですが、よりにもよってこのずらした時間帯だけ強雨マーク、午後3時には晴れてくるという予報でした。
午前9時くらいからはぽつぽつと降り始めました。急遽ブルーシートでテントを張っておいて大正解、冷たい雨の中でも予定通りもちつきを始めました。
今年はジュニアリーダーのグループから勉強のため参加したいと申し出があり、5人ほどの若者が手伝いにきてくれました。「よいしょ、よいしょ」の掛け声のなか、次々におもちがつきあがり、販売の準備が進みました。
11時ころにはいつものように11号棟の臼井さんと安達さんが雨の中、マイク片手にホ号棟内を元気な声でアナウンスして廻ってくれました。
このマイクの声で『今日やっぱりやるんだ!』と思われた方も多かったと思います。販売開始の少し前からぽつぽつとお客さんが来はじめました。
集会室に席を用意して食べていただいたのですが、最初から『寒いから家で食べる』とお鍋を持って買いにくる人、家で友達と食べると8人分もお餅を買う人など、雨で売れ残るのを心配していたにもかかわらず順調に売れ続けました。昼過ぎには学校から帰った子ども達も来て順番に餅をつかせてもらったり、つきたての餅を食べたり、めったに出来ない経験をさせてもらって満足そうでした。とても寒いなか、温かいお雑煮やもつ煮はひときわおいしく感じられたことでしょう。
昨年お手伝いいただいた方を中心に「つき手」・「かえし手」・その他の準備の手伝いの声かけをして多くの方々に手伝っていただきましたが今年はそれぞれの都合で「かえし手」の方が少なかったようでした。若い方でもいざという時にできるように参加して練習しておいてください。いずれ世代交代の時がきます。「つき手」に関しては少しずつですが若い方も増えてきているように思います。
ホ号棟の伝統を次の世代に繋げていくためにも小さいお子さんをお持ちのお父さん、お母さんぜひ参加してください。そして今からいろいろ勉強しておいてください。関わってみると、米の量、火加減、臼の配置、前日準備等々実際にやってみないとわからないノウハウがたくさんあります。ぜひそういう知恵を引き継いでほしいと思います。
餅つきも終わり、片づけを始める頃には雨もすっかり止み、天気予報通りの展開でした。寒いなかお手伝いいただいた大勢の方々、本当にありがとうございました。
ホ号棟ではたくさんの楽しいイベントを企画しています。まだ参加されたことのない方もぜひ一度参加してみてください。また『こういうことをしてみたい』など、ご意見がありましたら管理組合までお寄せください。ホ号棟管理組合は前向きに検討していきます。
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