広報誌 清流
平成24年度 防災(避難)訓練 報告

 10月14日(日)、平成24年度の防災訓練が実施されました。
 午前9時より防災委員会を中心に各理事や委員のメンバーが集まり準備を開始しました。
 今年は新企画として「とん汁」を作って食べてもらおうということになり、例年の「会場準備」・「アルファ米準備」に「とん汁準備」が加わりました。
 参加予定者が200名となり、200名分の「とん汁」はこれまで作ったことがないのでどうなるかと思いましたが、さすがこれまで様々な経験を積んだ「ホ号棟女性軍団」、大鍋4杯のとん汁を作りあげました。
 そのころ、いままで曇り空だったのに、霧雨が降ってきました。皆に休んでもらうために用意したブルーシートも濡れてしまい撤去しました。3月の防災訓練に続き今回も雨で中止かと心配しましたが雨あしは強くはならずなんとか午後2時の訓練開始となりました。
 階段委員を中心に各棟担当の理事が先導でサル山公園に集合し人員点呼の結果、2時15分の時点で207名 の参加となりました。
 理事長、防災担当理事、消防署長の挨拶のあと、全員ではしご車による避難訓練を見学しました。 6号棟4階段5階からの避難訓練でしたが、目の前で見るはしご車は迫力満点。給水塔に向けて最大30mはしごが伸びた時は子ども達も大喜び、見学していた人からも自然と拍手がわきました。

 その後は1〜4号棟、5〜8号棟、9〜11号棟の3つのグループに分かれ、「煙体験」、「初期消火」、「担架搬送」、「119番通報体験」などをそれぞれ交替しながら体験しました。
 初めて「煙体験」をした方からは『大したことないと思っていたけどいざ入ると煙でまったく前が見えず本当に恐怖心がわいた。よい経験をした。』など体験することの大切さを実感したというお話がありました。

 最後参加者全員にアルファ米、クラッカー、とん汁が配られ、子どもにはお菓子のおみやげもありました。 途中何度かぽつりぽつり小雨が降る時間帯もありましたが本降りにはならず、予定通りの訓練を実施することができました。 消防署長も『200名を超える参加者がある防災訓練はなかなかないのでやりがいがある』とおっしゃっていました。

 例年は11月に実施されていた防災訓練ですが昨年の11月は消防署との日程があわず今年3月に延期になり、今回も11月を予定していましたが日程があわず急遽、10月14日となってしまいました。 そのために今期の階段委員さんには9月27日夜に臨時の階段委員会を午後7時より開催するなどご迷惑をかけてしまいましたがご協力ありがとうございました。
 朝早くから準備してくれたみなさん、天候の良くないなか最後まで参加していただいたみなさん本当にありがとうございました。


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