広報誌 清流
第127回【サロン・タマリバー】報告

平成24年6月4日(月)
午後1時〜4時
参加人数51名

 みどりのそよ風もさわやかな初夏の好天気に恵まれ、早くから大勢の参加者が集まって下さいました。司会の柳本さんから「今夜は月食ですよ」と紹介があり、5月5日のスーパームーンに始まり、21日の金環日食、6月6日には金星通過もあり、今年は天体ショーが多いねと話しあいました。
 ホ号棟集会室に50名を超えると体操は少々動きにくいですね。ゲームは久々のパターゴルフで、10点満点で9点という高得点を取った方が2人も居ました。いつものように3曲歌って、そのあとはサロン・タマリバーでは初めての講談を聞きました。

 講談師は《すなが寿々女(すずめ)》さん、演目は『滝の白糸』でした。
 女流講談を始めて聞いた方も多く、胸にぐっと来たと言う声も聞かれました。
 習字・手芸・数独・おしゃべりのコーナーもにぎやかでしたが、やはり折り紙の西洋人形は大人気で、折り紙コーナーに用意した席には座りきれないほどでした。講談を聞いたせいもあってグループ活動がなかなか終らず、いつもより少し時間を延長しましたが、それでもまだ未練たっぷりの会場でした。最後の「今日の日はさようなら」も、全員が手をつなぐと、その大きな人の和(輪)は集会室から溢れ出そうでした。

 講談は、日本の伝統話芸ですリズムある語りにみなさん静かに聞き入っていました。

[滝の白糸/あらすじ]
 法曹をめざす欣也を、旅芸人の瀧の白糸が金銭的援助をするのだが、その金を奪われそうになり、犯してしまった殺人事件を、検事となったその青年が断罪する。悲しくも、切ない恋物語。


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