広報誌 清流
東北地方太平洋沖地震について

 2011年3月11日14時46分ごろ、三陸沖を震源に国内観測史上最大のM9.0の地震が発生。東京は震度5でした。この地震で津波や火災で多数の死傷者がでました。
 被害にあわれた方々に心からお見舞い申しあげます。
 ホ号棟では大した被害は無かった模様ですが、「ガスが止まって出ない」という連絡が管理事務所に20数件ありました。

 震度5以上になると自動的にガスが止まり、メーターの所の機械の赤ランプが点滅します。復旧する方法は附属のカードに書いてありますが、わからない人は事務室に連絡して下さい。

これも地震が原因か?

「6号棟1階段外の水道共用栓から漏水しています。」という通報が住民の方からありました。
共用栓は屋内の水道とは違うので元栓を締めて後日修理で対応することにしました。

その時私は… 住民のみなさんに聞いてみました。

 職場にいました。9階建ての建物の4階です。2003年ぐらいの建物なので多摩川住宅とは構造が違うようです。
 建物自体が揺れて、地震のエネルギーを吸収するようでしたが、とにかく揺れました。
 食堂では給茶器が倒れ、他のフロアでは冷蔵庫も倒れたと聞いています。
 23時ごろ、大江戸線、都営新宿線、京王線の運転が再開したのを確認し、帰宅しましたが、通常の約2倍の3時間かかりました。
 地下鉄も京王線も終夜運転をしたようで、結果論としては、もう少し遅く出てきた方がよかったかと思います。(S.Y.)


 近所にいる知人宅にお邪魔していました。揺れたあとすぐに子どもを迎えにいきましたが、とても怖かったようで青ざめていました。他に泣いている子もいました。
 多少の耐震対策をしていたので、その分、棚からの落下物がすくなかったのかなと思いますが、家族などと連絡がなかなかとれないのが不安でした。(S.Y.)


 地震が起きた時、第一に心配になったのは子どものことでした。揺れが収まったので、すぐに自転車で娘の通っている染地小学校に行きましたが、学校では児童たちは防災ずきんを被って校庭で先生のもとで待機していました。子どもはやはり恐がっている様子で、しっかり手をつないで帰宅しました。(M.K.)


 新聞で大きく報道された町田市のコストコ多摩境店の立体駐車場のスロープ崩壊は、私の勤務している会社の隣です。大きな災害でしたが、幸運な点が幾つも重なりました。
 会社から歩いて帰宅しましたが、ひとつは道筋に明るい人がいたことで、不安なく全行程を歩きぬくことができました。天候は、風、雨、が無く、気温も極端に寒くなく助かりました。道路等については、歩行に困難な場所は皆無でした。また携帯電話は、このような状況下では限定的な使用状況でした。
 そして、最も重要なポイントは同行者全員に気力・体力があったことでした。いざという時は自分のことを自分で行い、困っている方がいれば手助けをできる気力・体力が大切です。防災訓練などを含め、自己鍛練を日常的に努力が大切であることを痛感しました。
 最後に激震地のみなさまの、一日も早い復興をお祈りしています。(R.A.)


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