広報誌 清流
「重要検討課題に対する説明会」開催 報告

 多摩川住宅の「地区計画」に関する「重要検討課題に対する説明会」が開催されました!

 多摩川住宅【街づくり(地区計画)準備会】(以下:準備会)主催による、上記の説明会が、「はむね団地管理組合法人」の集会室で、平成23年2月11日(金)午後2時から同4時20分の間において、総出席者109名で開催されました。

 今回は、準備会が本年度検討を続けている課題の中で、特に重要な課題として次の3項目を挙げたものであり、準備会のアドバイザーである辻村氏が講師として説明をされました。

  1. 多摩川住宅の「地区計画の具体的な進め方」について
  2. 多摩川住宅の「地区計画の課題・目標・方針」について
  3. 多摩川住宅の「将来モデル・イメージ(案)」について

 1項目に関しては、これまで「準備会ニュースNo.5」で報告している内容である、全体合意と各単位会内の合意とを整理(ステップ1〜5)して、多摩川住宅の将来像を具体的に作り上げていく手順の説明でした。

 また、2項目については、「地区計画」の骨格的な部分であり、多摩川住宅としてのあるべき将来像を、準備会における課題抽出の過程を経て、提示されたものであり現段階においては、「たたき台」として更なる充実を図る提案とされていました。

 3項目についての「将来モデル・イメージ(案)」については、あくまでこれからの将来像を検討するための(たたき台)であるという前提で、A案、B案の紹介がありました。

 今回の重要な点は、多摩川住宅全体の「街づくり」をどのように考えるかを提示した点であり、多摩川住宅の恵まれた自然環境、立地条件、広さ、などを全体像の中にどのように織り込むかが、先ず大切なポイントと考えられます。
 繰り返しになりますが、A(案)、B(案)は更に魅力あるC、D、E・・・・・(案)を導くためのモデル案であり、これから更に多くの方から色々なご意見をいただきたい、との主旨でした。

 最後の、質疑応答においては、各棟からの当日のテーマと併せて様々な質問があり、各副会長およびアドバイザーによる説明がありました。

 詳細については、準備会ニュースにてお伝えする予定ですが、各棟が持つそれぞれの熱い思いが、次の段階を開く集会となりました。

説明会に出席して〜

 今回の説明会は具体的な例が出たことで質疑応答も活発に行われました。現状の法律で自然環境を最大限活用して、安心安全が確保された多世代共存型の街づくりをし、水と緑と風の環境整備を目指すには空地も確保し無ければならないなど、地区計画に向けて皆さん一致した考えになると思いました。
 他号棟の方のご意見もありましたが、建物は現状の南向きが確保出来るといいですね。

私達の願い・夢 説明会に出席して〜

 雪の冷たい午後でした。はむね集会場には109名の方が集まり、関心の深さと熱意を感じる集会でした。
 前回参加ゼロだったロ号棟からも沢山の参加がありました。
 地区計画の進め方について、及び課題など将来のモデルも含めて説明がありました。勉強会の集会を6回も重ねるうちに、重要性を受け止め冷静にしっかりと話を聞いていただいている真剣な顔がとても印象深いものでした。
 将来のビジョンは私たちの生活に関わる大切な内容で、調布のなかで最も自然と調和した新しい街として再生できる、夢と安心、安全が語られました。
 A案、B案ともこれからどんな展開がまっているのでしょう。住民の歴史が後押ししてくれる、きっと底力が発揮される、と信じられる集会でした。
 これらが実現するまでに、市や都に働きかけをしていくということですが、私たちの願いや夢をどうか叶えていただき、再び調布市一のモデル住宅街として誇れる多摩川住宅に住みたいと思いました。

 質疑に入ると各棟の副会長さんの答弁は的確で分かり易く、準備会の熱い思いが充分に伝わり、準備会が協議会になるための提案は総会に出され移行されるのも近いのではと期待が深まりました。多摩川住宅に新しい動きを感じたのは私だけではないと思いました。


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