広報誌 清流
理事長新年のあいさつ

 平成23年を迎えて

理事長 藤野 馨



 多摩川住宅ホ号棟の皆様、明けましておめでとうございます。
 富士山が良く見える穏やかで、明るい、良い正月です。

 2011年、何かを始めるには良い響きです。43年前、移り住んだころは、モデル団地として誇らしく感じました。現在、街づくりに携わる者としては、この誇らしさを引き継ぐ責任を感じます。多摩川を抱えたすばらしい環境をどう活かすか。潤いと賑わいのある街をどう創り出せばよいのか。少子高齢化のモデル団地と化した街を、再度活性化させ、多世代が住み続けられる街にしなければなりません。

 高齢者福祉施設を作れないか、働く女性を支援する子育て施設を作れないか、災害時の避難施設を作れないか、そのほか、暮らしを豊かにする文化的、体育的な施設なども必要でしょう。

 43年前とは、社会環境が著しく変わってしまいました。
 建替えを視野に入れた街づくりを進める以外、対応できないと思います。
 こうした街づくりを多摩川住宅全体のものにした地区計画を作り、調布市、狛江市に提案し、夢の実現に努めたい。皆様の、ご理解とご協力をお願いします。

 一方、さらに大切なことは、地域活動、タマリバ活動であります。また、管理組合が主催する各種イベントへの皆様の参加があります。こうしたことを通じて、ホ号棟全体の結びつきを強めて行き、大きな力としたいものです。
 私も、最大限の努力をいたします。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。


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