平成22年5月27日、多摩川住宅【街づくり（地区計画）準備会】（以下：準備会）の第2回通常総会が開催されました。準備会は、平成21年4月27日の設立総会後、将来の多摩川住宅を考える準備会として、7単位会（ソシア多摩川を含み）及び公社で構成された組織としてスタートを切りました。

　当日は、以下の6議案について討議を行い、拍手及び投票により、全ての提案した議案が可決成立しました。

第1号議案 平成21年度事業報告

　準備会は、平成21年度の年間事業計画を、毎月1回開催される定例役員会における検討により現実化してきました。その内容は、通算4回の勉強会（一部平成22年度実施）により、「一団地の住宅施設」を「地区計画」に置き換えることができるという基本的な課題の確認と、「準備会ニュースNo.1〜3」全戸配布による、多摩川住宅住民間における、課題の共通認識に対する強化でした。

第2号議案 （1）平成21年度収支決算報告

　初年度の準備会運営費として、当初の予算額を大きく越えてしまいましたが、その9割近くは「準備会ニュース発行」にかかる印刷・用紙などの費用でした。不足分は各単位会からの分担金として清算しました。

第2号議案 （2）平成21年度会計監査報告

　調布市・狛江市の「街づくり助成金」を含めて監査担当より、預金通帳の現金残高、また、領収書等の証拠書類の監査確認の結果が、公正妥当との報告をしました。 なお、第1号、第2号（1）、（2）議案については、一括提案、採決としました。

第3号議案 会則改正（案）

　第3号議案は、会則改正（案）が討議されました。中心となった改正点は、各単位会の会員数であり、これまでの「10名以上」としていたものを「原則として10名以上、20名以下」と、定員数を規定したものでした。

　詳細については、準備会発行の「第2回 通常総会報告」としますが、基本的には前提条件として、「各単位会活動」及び「事前調整」を重視した結果を理由としています。

第4号議案 平成22年度事業計画（案）

　多摩川住宅全体の「地区計画」についての具体的な地元素案を検討する。

1. 「地区計画」に対して、説明会・勉強会（3回）、役員会の開催、行政及び関係団体との情報交換を行う。
2. 「地区計画」に対する、前年度の課題を継承すると共に、「準備会ニュース」などにより、住民間の共通認識を更に深める
3. 地区計画」実現に向けて『多摩川住宅全体としての、具体的な取り組み手順』の検討を行う。
4. 「準備会」から「協議会」への移行を目指す

　議案書に基づき、以上の事業計画が承認されました。

第5号議案 平成22年度予算（案）

　平成21年度の経過を踏まえ、準備会ニュース（情報の共有化）等の強化を重視した予算としました。

第6号議案 平成22年度の役員選出

　最終的な決定は、各単位会の委員会などの決定後としましたが、当日については、次の役職を確認しました。