広報誌 清流
建替え懇談会を開きます

ホ号棟管理組合
理事長 藤野 馨

 平成20年3月9日第7回臨時総会で「建替え推進決議」を可決して、早くも2年経過します。
 3月には、調布市の「南部地域街づくり方針検討案提案書」もまとまります。新しい「多摩川住宅街づくり(地区計画)」も、準備会で鋭意作成しつつあります。多摩川住宅の将来像が、見えるようになるのも間近かだと思います。

 ホ号棟の具体的な「建替え計画」を作成する時期が来ました。ところで、計画を作成するには、大きく分けて、施設検討、事業検討、の2つの検討が必要です。

 施設については、建蔽率、容積率、高さ、壁面後退、住戸規模、共用部分、公園、広場、駐車場、植栽、防犯・防災システム、福祉施設、などの検討をしなければなりません。

 事業検討では、聞きなれない言葉が多く出てきますが、建替え事業の事業費総額、権利者の費用負担を少なくするための保留床の価格・評価、建替え前の権利と建替え後の権利の違い、これの変換率、建替え中の仮住居、区分所有法、建替えのための円滑化法、建替え後の、管理費、修繕積立金、などがあります。
 いずれも、ホ号棟の皆さんのご意見やご要望、そしてどんな点に不安を感じておられるか、建替え検討委員会としては、充分に把握する必要があります。

 ホ号棟全体の総会や大集会では、「自分の意見を発表しづらい」とか、「質問しづらい」ということがあるかと思います。 そこで、「出来るだけ少人数の集り」、「アットホームなイメージ」、「気楽に意見が言える雰囲気」を、と考えました。
 日頃から挨拶を交わしたりする棟ごとで、と考えましたが、今回は、2・3棟まとめさせてもらって、肩の凝らない懇談会で、自由な話し合いの場を持ちたいと思います。
 多くの方の参加を期待しております。


(2月2日、雪のホ号棟)


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