広報誌 清流
長い間ありがとうございました!

 平成20年度をもって4名の役員さんが退任されます。どなたもお忙しい中、ホ号棟のために一生懸命活動していただきました。心からお礼を申しあげます。
 今回その役員さんのなかでも、管理組合設立以来、5年間にわたって理事・監事として活躍していただいた、堀家さんにお言葉をいただきました。

 今回退任いたします。
 “理事・監事を経験させていただきありがとうございました。”
 経験の中で次のようなことを記してみます。

自己管理の大切さ。

 現在明るいホ号棟のムードは自主管理にあるといっても過言ではないと思っています。
 この場合の「自主管理」と言っているのは、管理組合のすべての業務を組合員が担当して実施するということです。すべての業務を組合員で実施することを「全面管理」というならば、「会計」だけを管理会社に請け負ってもらうとか、「駐車場の管理」だけをというような場合は「部分管理の委託」になると思います。ホ号棟の場合は、「全面管理」で、芝刈りや剪定などの仕事は専門的な業者に委託しています。
 平成16年(2004年)組合発足のときは「全面管理」ができるかどうか危ぶまれましたが、その前の自治会時代に特に会計については、会計士の方に指導していただいたりして、しっかりできていましたので、“できる”という予想をもって発足しました。
 管理会社に頼んだ時に「管理会社がしてくれること」と「組合員達でしなければならないこと」を仕分けますと、組合員同士で協議し定めなければならないことが多くあり、これは管理会社ではできないことです。組合員同士が定めたあとの事務遂行を請け負ってくれるということでした。「事務遂行」ということは、毎日根気よく続けていかなければならない苦労がありますが、数人で分担すれば、できないことではないと思ったことです。それぞれの担当の理事が多くの工夫をされ、まず、「案を作ること」、「理事会に整理して出すこと」、「理事会で吟味すること」、「吟味の結果を再び案に盛り込んで実施すること」の繰り返しで、だんだん自信ができたことは大きな喜びでした。それでも幹部の方々は(ただし私は幹部ではありません)大変だったのですが、「四役会でまず詳しく吟味する」という工夫が途中から出てきました。その後の理事会の遂行にとても役立っていると私は思っています。
 平成20年度で5年目になり「全面的自主管理」は定着したように思います。

 今後とも、多くの方のご参加により、現在の全面的な自主管理の体制が維持していけますようにと願っています。

平成21年5月
堀家 欣子


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