広報誌 清流
部門別街づくり方針 → 多摩川住宅のありよう

 前段の状況を「ホ号棟」で受けられるように考えたのが、次のようなシステムである。


(1) 交通

循環バスの導入

ミニバスと幹線バスなどとの連携で、医療や福祉施設などとコミュニティーバスなどを導入する。

多摩川から深大寺までの南北シンボルロードの整備。

広域からの多摩川来訪者へのパーク&ライドシステムを構築する。


(2) 環境

多摩川の水環境の整備と自然エネルギーの活用

都市型農園への実験的展開(他の地域)

多摩川の有効活用、南部地域の目玉としての多摩川を活用した拠点軸の形成。


(3) 福祉

慈恵医大などと連携したネットワーク

デイサービス、子育て機関、一時預かりなどサービスの充実

地域密着型の福祉総合サービスの整備。

多摩川の河川敷も活かし、ウェルネスセンターなどと連携して「未病」を防ぐ。


(4) 防災

多摩川河川敷を活用した「広域避難場所」の整備

防災避難拠点となる防災広場の設置


(5) 住環境

親水住宅を活かした21世紀の「集合住宅のプロトタイプ」を創出。

多様な世代構造による新しいコミュニティ、南部地域での広域コミュニティに対応できる施設やオープンスペースを確保。

地域活動、NPO活動、ボランティア活動などが醸成されるような住環境。


(6) 景観

多摩川の景観を一体化した新たな景観の創造。

京王線の地下化後の地上空間活用で、良好な社会ストック、環境ストックとして将来へ継承。


(7) 地域活性化

多摩川での親水性向上に向けた企画立案。

地元の大学、研究機関と連携した新たなライフスタイルの創造、社会実現による「時代先導型」の街づくりの展開



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