広報誌 清流
ホ号棟建替え
  大きな問題点が3つあります      山下設計と協力して更なる前進を・・・

 

多摩川住宅ホ号棟の「建替え」問題が、いよいよ市役所・供給公社との話し合いを前に、具体的な問題点が見えて参りました。


 

およそ2年間にわたる協議を重ねた結果、現在、もっとも問題となっていることについて「検討委員会」と「理事会」でその調整を行なっています。



大きな問題点は次の3つです。



1.

「調布市都市計画マスタープラン」について


 

このプランについては、10年に1回の改定が約束されています。今回は、この調布市自体の街づくり計画について、検討する問題が起こっています。


 

ホ号棟は住民からのボトムアップとして、「南部地区」における全体構造を変えていくことに着目いたしました。 当面は、多摩川との接点、交通、福祉、住環境、総合体育館の問題、防災拠点、南北間の交流、景観、地域活性化、調布市との総合調整などが、今一番の大きな問題点です。



2.

多摩川住宅【街づくり(地区計画)準備会】について


 

多摩川住宅全体のことに対して、ホ号棟は他の領域の人たちと手をとりあって動いていくことに決定しています。


 

全体をひとつの団地としてみて、その中で「ホ号棟」がいかに自由な発想で「規模」「団地の形態」をとっていくのか。 そろそろ多摩川住宅全体のことについて、考え方をまとめる状況に入ります。



3.

多摩川住宅【街づくり(地区計画)準備会】に連動してホ号棟のプランは


 第一次作業部会、第二次作業部会の様々な問題点を頭に入れながら、その内容を具体的にどのようにして「ホ号棟」の形にしていくのか・・・。


 

これは、市との協議を前提にしながら、よりよい「ホ号棟」が今まで以上に進んでいく問題点です。
 ホ号棟全体の行事「お花見会」「七夕会」「芋煮会」「焼いも会」「餅つき大会」「サロン・タマリバー」「Nゲージ鉄道模型公開運転会」「こども工作教室」「イルミネーション」等など。


 

それらのことの積み重ねを前提としながら、ホ号棟としてどのようにこれからも展開していくか・・・?


 

従来のことがらを踏まえて、新しい社会としてどのように考えていくのか。


 市や供給公社とも話をし、具体的な展開を打ち出していく状況にもなっています。



 以上の3点を理事、検討委員会、全体の総合調整などで繰り返し進めていきます。


 山下設計から辻村さんもお見えになり、ホ号棟の「建替え」プランもいよいよ正念場となりました。専門的なプランと、ボトムアップ(地域力)機能をもつ「ホ号棟」とが、知恵を併せていけば、これらの問題点も解決に向かって大きく前進していくことでしょう。
 ホ号棟では、これらのことを中心にしながら、市との話し合いなども加え、この困難な事柄を解決していきたいと思っています。


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