広報誌 清流
お盆休みの中「ホ号棟建替え問題検討推進」大集会が開催さる!
日  時:平成20年8月10日(日)
午後1時30分〜午後3時50分
場  所:染地幼稚園ホール
参加者:約100名
玉木公認会計事務所
コーディネーター候補 11名


 8月10日(日)は、猛暑が続いていた東京では珍しく曇り空で、なんとなくホッとする一日。 お盆休みが始まっている会社もある中で、ホ号棟では「建替え問題検討推進」大集会が開催されました。
 心配された出足も、ピーク時には100名もの参加者となりました。 プロジェクターの活用などもあり、建替えへ向けて現実的な話題を中心とした、ちょっぴり前へ進んだ集会となりました。

 藤野理事長の挨拶に続き、ホ号棟管理組合が会計を監査していただいている玉木公認会計事務所の玉木所長さんより「少子高齢化の問題などどう解決していくか、住民の側から要望を出し行政を動かしていく、このホ号棟の建替えを目指す方向に賛同し、この集会に参加をした」とのご挨拶をいただきました。

1. DVDの上映「早わかりマンション建替え」

再開発コーディネーター協会の編集した作品を上映しました。

2. 作業部会報告

5月の総会で、建替え推進決議が決まった後、すぐ4つの作業部会を設定して、2ヶ月くらいかけて調査をしたり、参考になる場所へ直接足を運んで実態を体験した上で、検討してきた「まとめ」が発表されました。
 a:「建物」作業部会
 b:「多摩川を含む、自然環境問題」作業部会
 c:「生活上の移動(バリアも含む)問題と交通手段」作業部会
 d:「社会資源」作業部会

意見交換

Mさん:建物Aの間取り 50m2・70m2・90m2の3種類にした理由・・・平等感とは、ずれるがどうか。
回 答:50m2は現状の広さ。
70m2は家族が増えると最低でもこの位の広さは必要。
90m2は、ゆとりなどと考えてみた。
具体的になってきたら、アンケートをとることも必要かもしれない。
Mさん:天井の高さ 2.6m必要というが、2.4mでもいいではないか。
Wさん:間取りについては、国領アトラスは64種類もある。
個々の家庭のニーズにより、多様化した間取りをつくった。画一的に3種類の数字を出すことが正しいのか。
専用部分により、管理費や税金を払うから部屋の大きさにより不公平とはいえない。
天井の高さを高くすると部屋数をとれない。基準は2.4m以上となっているが、あまり高くすると冷房効率が悪くなる。プロの意見を聞いた方がよい。
今日のこの開催時期について、お盆休みなので若い世代の人達が少ない。
時期についてもう少し考慮してほしい。
Wさん:現在は、外部に住んでいる。
設備について、洗面所でペットを洗いたい(広さ・シャワーetc)
床暖房は非常に便利で、部屋全体の空気が温まるので、1部屋でもいいのでつくってほしい。


 以上の事について、理事より回答・説明後、今後の方向性などについての報告がありました。

3. 通常総会後の経過報告

 3月の臨時総会で、建替えを前提に考えていくことが決まりました。
4つの作業部会を設定し、住民参加で具体的に検討してきました。
さらに、四役会として今後の重要事項である
(1)原資の洗い出し、(2)引越し先、(3)還元率、
などについて外部機関との情報交換を積極的に行ってきました。
皆さんにお配りした資料の後に、次のような情報交換の場がありました。

 <7月31日(土)調布市との情報交換>

・経過報告
・地区計画設定による「一団地の住宅施設」の解除
・動線(国領駅へのバス路線)の確保
・調布市の防災計画と多摩川住宅との関係
・「街づくり」「再開発」「大規模マンションの建替え」等に対する経費的な支援
・建替えに係る幼稚園との問題

 <8月6日(水)コーディネーター選考現地説明会>

(社団)再開発コーディネーター協会から推薦を受けた、コーディネーター参加意向のある会社に対して、全体説明会をしました(11社参加)。
年をとった人も、障害者も子どもも、みんなが安心して暮せるような住みやすい街をつくっていくために、住民が主体となり、コーディネーターがそれを理解して、専門家としてのアドバイスを頂きながら、一緒に建替えを推進していきます。

 <{市、公社、ホ号棟、第一学園(染地幼稚園)}との話し合い>

9月初旬に実施する方向で進めています。

 <第二次作業部会の項目発表>

・防災・防犯の体制はどうあるべきか
・安心して生活できる環境づくり
・地域の自然環境を守るための組織作り(NPO法人)をどう進めていくのか
 ※P6〜P9に提案説明

 <多摩川住宅「街づくり準備会」の経過>

調布、狛江、多摩川住宅の話し合いで、9月に市へ「認定申請」をすることに決まります。

4. 今後の方針

 みなさんに協力していただいて、一歩一歩進んできました。
デベロッパー(コーディネーター)の選考についても、総会で議決してみなさんとしての意思表示をしていきます。
 また、予算上の措置をしなくてはいけないこともありますので、今まで通りのペースで、総会または集会を開き、一つずつ方針案を出して進めていきます。

理事長挨拶

100年、200年先を見越して建てるので、世代交代をしても使っていけるものを作っていきたい!!
みなさんのご要望を、今後もお知らせ下さい。よろしくお願いいたします。

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