広報誌 清流
調布市との情報交換
日  時平成20年7月31日(木) 午前10時〜同11時30分
場  所調布市役所6階会議室
参加者・調布市都市整備部
街づくり推進課  課長 河西
街づくり推進課  都市政策担当副主幹 河野
街づくり推進課  都市政策担当主査 香西
街づくり推進課  都市政策担当主任 八角
開発調整課  課長補佐 伊藤
 
・ホ号棟管理組合
藤野、真野、青木、近藤、秋谷、村松
小川、井上、安田、臼井、堀家

議 題
1. 多摩川住宅ホ号棟における老朽化したマンションの建替え進捗状況
 ア 建替え検討推進の決議と建替え推進態勢の構築(前4回の総会結果など)

・【清流 第242号】に基づき、これまでの建替えに関係する経過について全般的な報告を行なった。(ホ号棟)
・ホ号棟の取組みは、住民主体のそれであり、その内容については、調布南部地区の街づくりと連動するものである。(ホ号棟)
・建替え推進決議は、圧倒的的多数で採択をされていて、今後は具体的な計画なり方針を打ち立てていく段階に来ている。(ホ号棟)
・市役所には、この問題への直接、間接の支援および情報提供などをお願いしたい。(ホ号棟)
・建物の建替えと、【街づくり(地区計画)】は、一体のものと理解をしている。(ホ号棟)
・ホ号棟が、建替えに向けて取組みをしていることは、これまでの様々な接触で、市として、よく理解をしている。(調布市)

2. 多摩川住宅【街づくり(地区計画)準備会】の経過
 ア 街づくり(地区計画)計画の必然性と住民発意への支援

・多摩川住宅【街づくり(地区計画)準備会】の経過について、説明をした。(ホ号棟)
・地区計画については、現在のところ、市として多摩川住宅全体の考え方をまとめて欲しいと考えている。(調布市)
・「一団地の住宅施設」の解除には、都市計画法や建築基準法86条などの問題が微妙に絡んでいる。(調布市)
・【街づくり(地区計画)準備会】への支援は、具体的なテーマを提示してもらえば、それについての専門職を派遣するなど考慮したい。直接に準備会メンバーになることは出来ない。(調布市)

 イ 調布市の新しい街づくり計画の基調は?
  ・南部地域の中間報告の実現性(行政と住民の共同行動)

・7月5日の「調布市 地域別街づくり方針・中間報告会」に参加をしたが、南部地区に関して言えば、かなり抽象的だ。(ホ号棟)
・住民からの提案というよりも、官主導の従来型の理念的な報告に聞こえる。(ホ号棟)
・南部地区の一員として、今後、住民から具体的に提案をしていきたい。(ホ号棟)

 ウ 新・地区計画→「一団地の住宅施設」解除の方向性
  ・多摩川住宅および近隣地区との交流を展望した計画案の作成
  ・地域住民が主体となり、行政が支援をする計画

・上記のことについて、説明をした。(ホ号棟)

 エ 地区計画の対象範囲(多摩川住宅全体の動きとホ号棟住民の高齢化等)
  ・町田山崎団地の地区計画(一団地の住宅施設から分離、地区計画承認)についての情報交換

・この団地の建替えが承認された場所は、都市計画道路により地続きの場所から分離された形になっている。(調布市)
・この地域の「地区計画」承認と同じように、ホ号棟が多摩川住宅から分離する形で「地区計画」を作成することは、無理があるように思う。(調布市)
・山崎団地では、多摩川住宅と同じように、他にも賃貸住宅に囲まれるように分譲住宅がある。町田市の話では、そこからまた独立をした形で地区計画が出されれば、認める方向だと言っている。(ホ号棟)

3. 「街づくり協議会」「ホ号棟建替え問題検討委員会」へ市からの参加及び支援

・市として、どこまでの協力体制をとってくれるのか。(ホ号棟)
・直接的に参加はしないが、いずれも具体的な協力要請があれば、側面から(講師派遣など)支援する方向で協力をしたい。(調布市)
・具体的には、専門家(職)の派遣や経費(費用)の補助制度などがある。(調布市)

4. 多摩川住宅と国領駅(もしくはその北の先)までのバス路線の開通
 ア 多摩川と住宅地及び商業地を結ぶ具体的な手段とは?
 イ 調布の一極集中から仙川、国領、調布など多極化と南北間の交流

・上記の趣旨、これからの街づくりを住民サイドからつくりあげていく方向で、説明をした。(ホ号棟)
・国領駅周辺の発展は目覚しく、多摩川住宅にとっても、最も近い駅にもなっている。(ホ号棟)
・市が打ち出している南北の動線確保の考え方と、基本的に一致しているし、ぜひ実現をしたい。(ホ号棟)
・商業地の発展は、お客さんとどう結びつくかにもある。住宅地からの要望と商業地のそれが一致すれば・・・。(調布市)
・多摩川住宅の自治連としては、意見が一致しており、今後要望書なども作成し、正式に依頼することになる。(ホ号棟)

5. 調布市の防災計画と多摩川住宅との関係
  (一時避難場所→広域避難場所→避難所の実態と今後の対策)
 ア 避難所(染地小学校)の規模的不備(多摩川住宅の住民は想定していない)と
   確固とした備蓄などの整備の問題
 イ 多摩川沿岸を広域避難場所にしておきながら、その整備が出来ていない。
 ウ 一時避難場所及び広域避難所におけるトイレ問題及び給水施設防災倉庫の整備
 エ 南部地区総合体育館の設置(多摩川親水との連動、防災拠点・南部の核)

・上記のことについて、説明および報告を行なった。(ホ号棟)
・特に、安心して市民が集える「広場」「屋根のある避難場所」「トイレ」など、早急に整備しなければならない課題がある。(ホ号棟)
・住民と市が協力して、地域の防災拠点の整備をしていく必要がある。協力は惜しまないので、相談をして欲しい。(ホ号棟)
・防災体制の整備は、急ぐ問題だ。現在、担当部署が具体的に方向性を考えている。(調布市)

6. 「街づくり」「再開発」「大規模マンションの建替え」等に対する経費的な支援
 ア 市単独援助
 イ 都、国、市の補助制度

・ホ号棟としても、今後、研究をしていくが、市として費用援助などの制度について、情報があったら教えて欲しい。(ホ号棟)

7. 南部公民館、総合スポーツ施設と広場、公園の設置
 ア 調布の看板である【多摩川】を、もっと市民が利用できるような場としていく。
 イ 水と緑の憩いの場(駐車場の整備、バス路線の確保)、防災拠点、地域交流、
   活動拠点としての総合体育館
   (北→深大寺、中間→関東村、南部→多摩川住宅)

・上記のことについて、ホ号棟からの視点を説明し、調布市民の交流と安心に寄与するような、方向を市とともに考えて行きたい。(ホ号棟)

8. 建て替えに係わる「染地幼稚園」問題について

・この問題に関して、市の立場を説明して欲しい。(ホ号棟)
・市からの幼稚園への補助、指導などもあり、今後のあり方として、積極的に市も解決のために努力して行きたい。(調布市)

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