広報誌 清流
作業部会中間報告 C 移動問題

 今回の建替え問題の主題のひとつとなった、バリアフリー問題について、現状の把握と今後のあるべき姿について、現実を踏まえながら、検討を進めている。

    1.  歩行困難者への対応として、実際に車イスを使って多摩川住宅内の踏査を実施した。
      都心部では、ほぼ解消されつつある「歩道」と「車道」の段差などは、40年前と変わらずに歩行困難者立ちはだかっている実態が浮かびあがっている。
    2.  現在の住宅では、室内における車イス生活は拒否されているような状態である。また、1階の出入口の段差も車イスが通れるようにはなっていない。
    3.  ロ号棟の車イス生活者のお宅(1階でベランダ側にスロープを設置している)を見学し、設置までの困難性とそれに対する行政の支援策(補助金)などを学習した。

(実際に車イスを使っての踏査)

    1.  また、生活を楽しむという観点からのアプローチとして「公園」の存在とあり方についても検討している。
    2.  住まいから団地中央までの道筋と商店とその広場のありようについても多くの意見が出されている。
       新しい建物、とくに公共的なそれは、バリアフリーに沿った形で整備されてきているが、生活の場である住宅と公共施設までの道筋は旧態依然である。
      エレベーターがない、室内で車イス生活が難しい、外出時の道は段差などのバリアだらけであることが残念ながら今日のホ号棟である。
    3.  国領駅周辺への動線(バス路線)の設置
      1. 都市計画における調布市と狛江市の道路整備状況の確認をすることになった。
      2. 多摩川住宅入口から品川通りを右折してデニーズの角を左折する場所が、物理的に改正の必要があるかもしれない。
      3. 現行バスの「小田急」狛江 ⇒ 国領 ⇒ 武蔵境を、団地内に引き込むことは、困難性が高い。
      4. 「京王」の調布 ⇒ 調布南高校 ⇒ 多摩川住宅西を更に延長して、団地内を巡回して多摩川住宅入口 ⇒ 国領駅という考え方が浮かんだ。

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