広報誌 清流
いよいよ 建替え問題検討に直接参加を!!

 3月9日(日)に第7回臨時総会が開催され、ホ号棟「建替え問題検討」推進が圧倒的多数で決議されて、1ヵ月が経過しました。
 この間、四役会(建替え問題検討委員)や理事会で、今後どのようにして「建替え」を具体的化していくのかを検討してまいりました。
また、この問題に関して、様々な組織機関と情報交換や相談(第8回通常総会議案書の一般経過報告に掲載)を重ねて、今後の方針と方向性に資する内容を得てきました。
 しかしここで、確認されてきたことがらの多くは、既にホ号棟として住民主体で実践、実施済みであることが判明してまいりました。
「建替え等」の問題に取り組んで2年になりつつあります。
さまざまな会議、講習、懇談会、情報交換などを積重ねること、150回をゆうに越えます。
 また、公的機関に依頼をして、「大規模修繕」か「建替え」かの検討書(費用対効果)を作成して、皆さんの判断資料のひとつにもしています。
 「大規模修繕」か「建替え」かの判断をするにあたり、3回の臨時総会も開催してまいりました。
結論としてホ号棟管理組合は、今後「建替え」ることを前提に、問題解決を図っていくこととなりました。マラソンで例えれば、やっと「折り返し地点」に到着したところです。
「住民本位」「住民主体」で「建替え推進決議」を実現した管理組合は、稀有な存在であると、いくつかの機関や組織の人達に云われてもいます。

 ただ、今後更にこの問題を推進していくには、今までと同じような形(管理組合のみ)だけでは、不十分であることも認識せざるを得ません。
 設計や建築、資金調達など素人にはハードルが高い事項の解決が、今後目白押しです。
専門家の意見や技術などを取り込みながら、建替えにとって有効な方針などを作っていかなければなりません。
 具体的な今後の方針、方向性については、第8回通常総会の議案書に掲載されますので、またその場で議論をしていきたいと思います。
 専門家や機関の支援を受けるといっても、「建替え」の主体はあくまで「住民」です。
住民が新しい街、新しい家を造り上げていく意思がなければ、この問題推進は一気に頓挫してしまいます。
 専門的なことは、専門家の支援を受けることとしても、生活全般でホ号棟のあるべき姿を築き上げていくのは、あくまでも私達です。
 ホ号棟では、住民主体の具体的な作業として、まず身のまわりの点検から始めていくこととなりました。
住民直接参加の検討第一弾として「環境問題」を検討、分析することとなりました。

テーマは次の4項目です。

  • ア. 現在のホ号棟建物の検討
  • イ. 多摩川を含む自然環境問題
  • ウ. 生活上の移動(バリアフリーも)問題と交通手段
  • エ. 医療・福祉・商店など社会資源の実態と今後のあるべき姿

 これらの結果を検討委員会で総合調整をして、新しいホ号棟への建替えに資することになっていくことと思います。


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