広報誌 清流
すごかった 【鉄道模型公開運転会】

2月23日(土)・24日(日)の両日、ホ号棟集会室において、【鉄道模型公開運転会】が開催されました。
対象を子どもたちだけでなく、鉄道マニアの大人の期待にも応えることを目指すものでした。

ひょんなことから、ホ号棟内に【鉄道模型】を本格的に取り組んでいる方がいる事を知り、早速その公開について、依頼をしてみました。
 結果として、その願いを彼が所属する【さくら鉄道模型クラブ】ぐるみで応えてくださることとなりました。
日程や準備作業の調整などがあり、ホ号棟として初めての【鉄道模型公開運転会】が開催されました。

 主催の管理組合として、どれほどの人達が参加してくれるのか?不安もありましたが・・・
鉄道ファンは子どもだけではないよ、という仮説を証明するかのように、次から次へとたくさんの見学参加者が会場に詰め掛けました。
 一説によると、子ども(特に男の子)は、大きく分けてふたつのタイプに趣味がわかれるのだといいます。
風評ではあるけれど、だからといって切り捨てられるほどあいまいなものではありません。

ひとつは英雄(ヒーロー)もの
もうひとつは鉄道への傾斜

ヒーローものは、古くは鞍馬天狗、黄金バットそしてウルトラマンなどにつながり、それぞれがその主人公になり切って遊んだものです。
もうひとつの鉄道は、蒸気機関車にはじまり、はと、つばめから新幹線へと続き、やがてマニアックに地方ローカル線などへと興味の関心が移っていく。
 鉄道の思いいれはヒーローものなどと違って、年齢に左右されることが比較的少なく、大人になってもそれなりの楽しみ方があるようです。
 ランランと目を輝かせてNゲージの車輌が動くさまを見て息をのむ子もいるそばで、かつては同じような「鉄ちゃん(鉄道ファンの子どもの俗称)」だった大人たちも、次々と模型コースに登場する本物そっくりな電車にクギづけでした。

 時間をかけて、解りやすい解説もあり、そこではたくさんの知識が、走り廻る電車を見ながら頭に入っていきました。
 「さくら鉄道模型クラブ」で、当日用意をしてくれた車輌数はなんと・・

「500輌」

新幹線をはじめ、JRや各私鉄の最新型車輌、そしてローカル線の模型まで、驚くばかりの模型鉄道揃えでした。
ことの性質上、じっくり観賞をする子どもや大人が多く、会場は常に満員状態でした。
二日間の参加者は、一日目が280名超、二日目は180名超の計460名超となりました。
ことさら寒い今年の冬・・・何もない街に、颯爽と登場した本物と見間違う鉄道模型の数々に、大興奮をした人も少なくありません。

 後日、その興奮ぶりが母親から伝えられて、してやったりという感じと、子ども達(いや大人にも)に大きな財産を提供できたなぁ〜という思いでいっぱいでした。
 次回については、【さくら鉄道模型クラブ】とまた調整し、会場など集会室以上の場を確保する必要などもありそうです。

 準備から公開運転会、そして後片付けと献身的な活動をして、ホ号棟住民を喜ばせて下さった【さくら鉄道模型クラブ】のみなさん、ありがとうございました。
真冬に咲いた大輪の花のような存在感がありました。
子どもも大人も大喜びでした。

次回は、11月頃の開催を検討しています


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