広報誌 清流
1月20日の第6回 臨時総会では、

  • ア 第5回臨時総会での権利者等の諸発言で求められていることがらについて、調査結果が報告されます。
  • イ 関係機関と話し合われた、前回総会以降の情報交換結果が示されます。
  • ウ 老朽化した建物を考える上で、もっとも気がかりな現行(1981年以降) の【耐震基準】に対応するには、どのような問題点があるのかについて、(財)東京都防災・建築まちづくりセンターのアドバイザーから報告があります。
  • エ 【・・・検討書】では、建替え時の床面積は現行と同じ程度との考えが出されました。 その真意は、あのときに考えた(仮)プランどおりにすると、そうなるということで、また違ったプランでいけば、権利者の獲得床面積が変化するそうです。 これを「還元率」という言葉で表します。 この還元率はどうすれば住民に有利なものと出来るのか、またその反対もあるのかなどを、上記のアドバイザーが解説してくれます。
  • オ これらのこと(知りえた情報を共有して)を勘案しながら、前回より一歩進んだ形の討論にしていけたらと思います。
  • カ いずれにしても、老朽化やバリア(障害)があることによる弊害を、どこかで取り除かなければなりません。 これからの生活のあるべき姿を想定しながら、個人的な思い、全体的 な街のあり方などを議論していただけたらと思います。
  • キ いずれにしても、老朽化やバリア(障害)があることによる弊害を、どこかで取り除かなければなりません。 これからの生活のあるべき姿を想定しながら、個人的な思い、全体的 な街のあり方などを議論していただけたらと思います。 それが住民発意の考え方で、今度はその考えの中でどのように折り合えば理想的なプランが出来るのか、意見交換もしてください。
  • ク キの問題は、ひとつの議案が提示され、(更なる検討)推進決議がされてから必要なものですが、考え方を出す上で必要ならば楽しいプランをもって発言してください。
  • ケ 実際、既に階段等で生活に困っている人たちには、どうしてあげたらよいのか、案にならないまでも皆さんの考え方を聞かせてください。


上記のようなことがらについて、たくさんの意見交換をし、それを勘案して、理事会では次の総会に、
どれかひとつの方向案を提案していきます。
あくまでこの問題の主体は権利者等住民で、それらの意見をまとめたり、それに見合った資料を整理し、
みんなで情報を共有して、前に進めるのが理事会の役割であると認識しています。

大規模修繕や建替えは建物だけではない
今、議論になっているのは【老朽化】した建物をどうするかというハードなことが主に前面に出ているように思われます。
しかしこの問題と連動して、地域生活上での利便さや、お互いに安心して生活が出来る支援(サポート)体制が出来ているかも重要なことです。
そのことがないままの論議では、上滑りになってしまいます。

  • ア 高齢者や歩行、生活困難者などの人たちが、ここではもう住めないと不本意ながら引っ越さざるを得ない状況になることは、住民の力で止めなくてはなりません。 やがて誰もが、自分にも降りかかる問題でもあるからです。 階段等のバリア(障害)については、その解消に取り組むのが管理組 合としてのポリシー(基本的考え方)です。
  • イ ホ号棟では、人に優しく、みんなで支えあって生活をしていくことに 着目して、この間さまざまな事業(生活エッセンス)に取り組んでいます。 住民同士の連帯やネットワーク作りも、知らず知らずに強化されつつ あります。
    • 災害弱者を守っての)防災訓練の集団的避難訓練 サロン・タマリバー、任期中2回の階段委員会開催 七夕、芋煮会、餅つき会、お花見など季節の行事団地まつりや運動会そしてホ号棟趣味の会(サークル活動)など の地域活動、広報誌【清流】の毎月発行、タマホ会などの日常的な住民支援活動など、住民のみなさんに支えられて、強く、大きくなってきました。
  • ウ 「住民の命は、住民が守る」「住民の利便は、住民が確保する」生活全般にわたるさまざまな支援について、 市など公的機関も支援の手を差し伸べていますが、具体的には住民自身の能動的な行動がなければ、 その人にあった支援が受けられません。 住民自身が実行しているプログラムを、側面、背面から支援するのが、行政はじめ公的機関です。
  • エ いま管理組合が老朽化したホ号棟の大規模修繕や建替え問題を検討でき、またさまざまな提案をしていけるのは、これらソフトな面での活動の裏づけがあるからにほかなりません。

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