広報誌 清流
第6回 臨時総会開催へ向けて

前回【第5回臨時総会】の経過と総括
 あれから2ヵ月半が経とうとしています。
10月28日の第5回臨時総会では、大規模修繕か建替えかの「費用対効果」に関連する【多摩川住宅ホ号棟 建替え・改修検討書】が、依頼をした(財)東京都防災・建築まちづくりセンターから発表されました。
理事会としてこの検討書の持つ意味を,住民サイドから分析、検討し、その要旨を同時に発表いたしました。

 総会当日は、この二つを基にして、討議されました。
事前に議案書が提示されていたこともあり、比較的落ち着いた議論がなされ、検討課題に対する質問や調査依頼などもありました。
理事会からは、議案書とそれまで提示されたさまざまな資料を吟味し、更なる議論を今後も重ねていくことが提案されました。

 また、「・・・検討書」と並行して、多摩川住宅全体が新しい街づくりを検討して「多摩川住宅【街づくり(地区計画)準備会】が、スタートしていることが報告されました。
【街づくり(地区計画)】は、今後の高齢化、歩行など生活困難化が予想されている中、多摩川住宅を考える上で必要不可欠なものです。
「・・・検討書」を発表したアドバイザーから、大規模修繕や建替えを実行する場合、多摩川住宅建築時にかけられていた「一団地計画」を解除する必要があることも報告されました。
そのためには、新しい街づくりを【地区計画】として、市役所に提出をしなくてはならないことも提示されました。
「一団地計画」を解除しなければ、エレベーター設置などの大規模修繕はもとより、建替えも現在と同規模(同戸数)以外は、不可能であることも示されました。

 理事会としては、議論を更に深めることを目的として、継続、集中的に総会を開催し、住民全体の意思統一を図りたいと、次回の日程を1月20日とする旨の提案をしました。
この件については、その場で了解され今日に至っています。

 ただし、さまざまな意見が出尽くしていないので、1月の第6回総会もフリートーク(自由な意見交換)の場とし、その意見交換の流れを勘案して、その次(3月を予定)には、ひとつの方向性を明確にした議案提示を行なっていく予定です。


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