イベントレポート
大盛況のお花見会 子供たちが大活躍

 地球温暖化現象に左右される、このところの「お花見会」
昨年は、気象庁の「お花見予報」を信じたばかりに会場の桜がまだ5輪ほどの下で強引な宴。
たしかに暖かい日ではあったけれど、肝心の「春の使者」サクラが咲かないんではなぁ〜。
 今年も春の異常気象のなか、2月から二転三転の「お花見会」日程設定。
とうとう3月29日(土)に開催と決めて満を持していた実行委員会が一斉に動きだす。

 今年のテーマは、ホ号棟「街ぐるみ」のサクラ観賞。
会場も昨年の最南広場から管理組合南側広場の孤高なサクラの大樹の下へ変更。
 南北に長いホ号棟の中央に位置するために人々が集まりやすく、またトイレなどで自宅にも戻りやすい。

 食べ物なども「お花見」バージョンで、しかもそのほとんどが実行委員会の手作りと参加者などから差し入れられたもの。

会場設営からお店の売り子も、参加住民が卆先をして役割を担ってくれる。

 七夕会、芋煮会、もちつき大会など、季節の宴では、圧倒的な動員力を誇るホ号棟の実績がここでも生き生きとした世界を創りだす。

 小学生は、開宴の呼びかけで携帯マイクを手に全棟を廻る。
「子ども達も一緒に参加しよう〜よ」

終って、会場に戻り、それぞれが「おでん」「団子」「やきとり」 「おにぎり」「フランクフルト」の売り子、

「ジュース、ビール、日本酒」の売り子となる。

 となりのおじさん、おばさんと声を合わせて「おにぎりいかがですか〜!」。

 正午のオープンと同時に土曜日ということもあり、三々五々と住民が集まりだし会場は満員状態。

 話の輪があちらこちらで揺れ動く。
同じ街の住人が同じ場所に集まって、美しい「春の使者」サクラを愛でることが出来るなんて・・・・。

 宴たけなわになって会場を見廻すと、サクラを見ている人は 極端に少ないことに気がづく。
「花より団子」「花よりお酒」「花よりおしゃべり」の方が楽しいらしい。


 小学生たちの奮闘もあり、当日の参加者は大人155名、子ども60名の 計215名にものぼった。
 この日を境に、ホ号棟には「春」が根づきました。


ページ先頭へ戻る